JGTOの予選会(サードQT)通過の4割は外国人選手? | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

JGTOの予選会(サードQT)通過の4割は外国人選手?

アメーバ『JGTOの予選会(サードQT)通過の4割は外国人選手?』

 8月から始まった来期のJGTOのシード権を争う予選会が、今週も各地で
 開催されています。

 1次予選からファイナルの4次予選まで気の抜けないサバイバルゲームが
 続いています。

 私の高校生の教え子も、1アンダーと順調に来ていて、たった1ホールダボを打
 って、1オーバーとなりpar5で取り返そうと思った矢先にOB2発・・・
 
 5オーバーとなり万事休すで、1年間の浪人が決まりました。

 かかった費用も、事前の合宿等も入れたら1次予選で40万円、2次で30万円
 3次で40万円とトータル100万円を超える費用が消えてしまいました。


 てんとうむしJGTOクォリファイングトーナメント


 さて、ここまで、サードステージは4会場の予選会が終わっていて、今週はさら
 に2会場で開催されています。

 ちょっと調べてみたのですが、各会場32名の通過選手のうち4会場128名の
 中で、海外選手と思われる選手は44名いました。
 
 割合にすると35%です。さらに今週も上位には海外選手が名を連ねていて
 最終的にファイナルまで進む選手の4割は、アジアを中心とした海外選手
 で占められると思います。

 シード権を得られる選手のうち何人が日本人選手か?とおもうと心配に
 なってきます。

 特に韓国選手達が各会場で2桁アンダーでトップに立っているので調べて
 みたら、彼らはの多くはワンアジアツアーの賞金ランキング上位のシード
 選手達でした。


 てんとうむしOne Asia Order Of Merit 2012


 アジアの試合で腕を磨いて、日本のツアーの予選会にチャレンジしてくると
 いう道筋が見えて来ますね。

 厳しい環境でしのぎを削ってお金を稼いで生活している選手達ですから
 強い訳です。

 彼らは、日本のQTを終えたら再びワンアジアやアジアンツアーに戻ってコツ
 コツと賞金を稼いで暮らしているのです。

 全部が全部とは言いませんが、日本で、タニマチさんやスポンサーにちやほや
 されてプロ気分でやっていたらこういったアジアの選手達に負けてしまうのは
 想像ができます。
 
 若いうちは、出世払いでお金を借りてでもアジアの試合で力をつけていって
 欲しいものです。

 ちなみに・・・

 アジアンツアーのQスクールの1次予選を通過すると「ディベロップメント
 ツアー」というアジアのチャレンジトーナメントに参加出来ます。

 てんとうむしAsian Development Tour 2012

 マレーシアやインドネシアを中心とした試合で、賞金総額も500万円前後。
 ランキングトップでも3万ドルですから250万くらいですね。。。
 
 でも、年間13試合のこのトーナメントで賞金ランキングの上位7位に入ると、
 翌年のアジアンツアーのシード権がもらえるようです。

 慣れない食べ物や言葉も苦労するでしょうが、現実にはこういったところから
 這い上がって来て欲しいものです。


 日本で暮らしているとあまりにも便利で恵まれ過ているので、それに慣れて
 気がつかなくなっているのかもしれません。

 アジアで暮らし始めて改めて日本のゴルファーは恵まれすぎているなと感じて
 いる今日この頃です。

 
 てんとうむしADT MERIT RACE HEATS UP


 今日のビデオは「ワンアジアツアータイランド2012」です。

 日本のトーナメントでは、考えられないほど重いグリーンで選手が思いっきり
 パターしてたり、突然のスコールなどビデオでも見る事が出来ます。




『OneAsia 2012: Thailand Open 2012』



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