吉岡徹治『ANAトーナメントレポート：薗田峻輔選手の強烈バンカースピンショット！』

ANAトーナメントレポート：薗田峻輔選手の強烈バンカースピンショット！

ANAトーナメントレポート：薗田峻輔選手の強烈バンカースピンショット！

　　今日からは男子ツアーのANAオープンが開催されます。

　　練習日に選手の皆さんに取材をしてきたので今週はトーナメントレポートを
　　お届けしています。

　　さて、薗田峻輔プロのバンカーショットを見ていたら強烈なスピンショット
　　を打つではありませんか？

　　昨年は、バンカーからホームランして下手になった・・・と嘆いていたのですが
　　今年はすっかり上達したようです。
　　
　　では、バックスピンが効いて戻ってくるバンカーショットの極意その1です。

　　

ヘッドは低く抜くべし！
　
　　まず、ヘッドは低く抜くことが重要です。と薗田プロは話しています。

　　ピンが近くて距離を出したい時は、ヘッドを浅く入れて砂も少なめに取る。

　　ピンが遠くて距離を押さえたいときはヘッドを深めに入れて砂を厚めに取る。

　　この2つで距離の調整をします。

　　写真1

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　　写真2

　　写真3

　　次に重要なのがこれ！
　

左体重で打つべし！

　「遼も同じなんですけど、プロのバンカーショットは左体重で打っている
　　人が多いです。」

　「足もこんな感じで大きく開いて左に体重を乗せた状態で振り抜いていくんです」

　「そうしたら、スピンもかかるようになってバンカーが安定して来ました。」

　　では、連続写真で見てみると・・・

　　写真4
　

　写真5

　　写真6

　　写真7

　　写真8

　　写真9

　　写真10

　　写真11

　　んー、極端なくらいに左体重で打っていきますが、これがプロの
　　バンカーショットです。

　　最初はここまで体重を乗せきれないので徐々に足を開いていくといいですね
　　とアドバイスしてくれました。

　　また、クラブヘッドを低くフォローを出していけるのも、この体重の掛け方
　　に秘訣があるようです。

　　薗田峻輔の昨年のサンドセーブ率44.34%が、今年に入って47.83%に向上
　　しています。

　　しかし、PGAツアーのトップクラスの選手になるとセーブ率は60%に近くまで
　　上がってくるようです。

　　薗田選手もさらなる技術向上を考えているようです。

　　