ツアーレポート”石川遼選手が4年ぶりにパターを変えた！”
ツアーレポート”石川遼選手が4年ぶりにパターを変えた！”今日のツアーレポートはスコアメイクの中心となるパッティングと、それを
支えるパターの話題です。
先月の世界ゴルフ選手権から石川遼プロが使っているのは、実に4年ぶりに
変えた新しいL字タイプのパターです。
本人曰く「見た目で決めました」という新しいパターは、プロトタイプ。
担当者の方に話を聞いてみると今使用しているものもマスターモデルで世界に
2本しか作ってないようです。
以前のモデルに比べてトゥの上がったところが特徴で、ボールが捉まりやすい
感じで構えられます。
このパターで現在の課題や練習方法にに関しては、明日のコラムで書くことに
して、今日はパターの最新情報です。
ツアープロでも、アマチュアの皆さんと同じで新しいパターには興味が尽きな
いようです。
常に、パター試して新しいものを取り入れているのは片山晋呉プロ。
春先からエースパターとして使っているのはP社製のロングパターで、特に
丸くて大きなヘッドが印象的です。
この日もいろいろとテストしていたようですが、これが一番安定していい転がり
をしているということで、落ち着いたようでした。
（この日も午後はグリーンにずっといて試行錯誤を繰り返していました。）
また、新しい素材も次々に開発されているようで、これは池田勇太選手が
今年北海道のサンクロレラで優勝した時に使用した”ダマスカスパター”
ナイフなどでも使われるダマスカス鋼使っています
ソールの木目状の模様はデザインされたもので、インサートの素材のみを
ダマスカス鋼にして、中でウレタン樹脂はさんで打感をしっかりとしたも
のにしています。
また、プロ用は特に全体が光らないようにつや消しに加工してあるようで
市販される予定の製品とは違うようです。
この日も、このダマスカスパターを試しに皆さんやって来ていました。
それから、こちらは有村千恵選手が今季2勝を挙げたマレットタイプの
パターです。
女子選手にはこのような比較的大きなマレットタイプが好まれるようです
のでご紹介。
また、最近世界的に話題になっているベリーパターも試合会場で見かけた
ので、写真に撮っておきました。
次は、『Pミケルソンもベリーパターを使用するか？』という話題です！
Pミケルソンもベリーパターを使用するか？全米プロゴルフ選手権で無名のKブラッドリー選手が、ベリーパター
で優勝したり、Aスコット選手もロングパターで優勝したりといまや
ブームの兆しです。
Kブラッドリーの優勝でロングパターの選手が増えていくのか？今週のフェデックスカッププレーオフシリーズでもPミケルソン選手が
ベリーパターを試すなど話題となっています。
「私は新しいものはどんどん取り入れるよ。マスターズでもドライバーを
2本使ったし、全米オープンではドライバーは入れなかったしね。」
先週の試合でKブラッドリー選手とラウンドしたときにボールの位置やセット
アップなど教わったようです。
ミケルソンというとパッティングを含むショートゲームのスペシャリストの
イメージが強うようですが、今年のパッティングのランキングは89位
1.2mからのショートパットに関しては133位と悩んでもいるようです。
今回彼が使用しているのは”サイバートゥースのベントネックモデル”と言われ
るKブラッドリーと同じモデルです。
「彼のパターは46.75インチだが、私のは45.5インチ、私はホワイトホットの
HGインサート（ちょっと硬めの打感）が好みなので、レギュラーインサートの
彼のものとは違っているんだ。」
「まあ、最初の9Hはちょっと恥ずかしいかもしれないけど、後半の9Hは多分
満足しているんじゃないかな？」
と、話しています。
先週初優勝した期待の若手選手のウェブ・シンプソンもベリーパターを使用
していて、Dジョンソン選手（レギューラーパターをしよう）が阻止するまでは
ベリーパターが3連覇でした。
Pミケルソン選手が、今週ペリーパターで優勝するようなことがあれば、
世界的に流行り始めることは間違いないようで、注目されます。
そうなると、タイガーも使い始めるのか？
なんとなく気になるベリーパターのブームの兆しですね。
Lefty tries belly putter at Deutsche pro-am 
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