台湾ジュニアゴルフ(台北青少年高爾夫)事情です | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

台湾ジュニアゴルフ(台北青少年高爾夫)事情です

[[pict:futaba]]『台湾ジュニアゴルフ(台北青少年高爾夫)事情です』

 台湾のジュニアゴルフ事情を一週間取材してきまし
 たが、まず、日本とはシステム違いがあります。

 日本のジュニア選手は、学校の課外活動や個人的な練習が主で、マジッ
 クのようなアカデミーのシステムはまだ珍しいのですが・・・

 台湾の場合は、ジュニアは各ゴルフ場に所属します。各ゴルフ場はメン
 バーや来場からジュニア育成金を20円とってそれを育成の資金として
 各ゴルフ場が使っています。

 優秀なジュニアは18歳になるまではゴルフ場から栄養費として5万円
 前後を支給され練習が出来ます。

 中には遠征費をすべて負担するゴルフ場もあるようで
 経済的にはかなり恵まれています。

 大会で優勝するとスポンサーからの600万円前後の支援金を3年以内は
 使う権利が与えられるため、海外への留学も夢ではないようです。

 こういったシステムでゴルフ場にジュニアは5~30名くらいいて、実質
 これが、アカデミーのシステムとして機能しているようです。

 一日中練習して、夕方からラウンドするジュニアも多くレベル的にもア
 ジアの中では上位にあって、アジア大会でも団体戦では男女とも3位
 入賞しています。

 個人でもHan chien yao選手が3位に入賞してパナソニックオープン
 日本オープンにも出場しています。

 ゴルフは、練習費や遠征費用がものすごくかかるということを協会も
 ゴルフ場も理解していて、トップジュニアでなくともお金がある程度は
 支援されるのはうらやましい所です。

[[pict:futaba]]『そんな台湾のジュニアゴルフ界の展望と課題』

 他国の事情ですのでとやかく言う訳にはいきませんが
 ・・

 ゴルフ場に所属しての活動ですので交流は少なく、逆に援助金が出てい
 る以上、よそのゴルフ場では練習しにくい雰囲気もあるようです。

 グリーンもベント芝が育ちにくく、トーナメントのようなスピードは期
 待できないとのことで、重く遅いグリーンでは感性が育ちにくいのでは
 ?と感じました。

 日本と同じように、閉ざされた空間で、ある程度満足の行く練習環境を
 与えられると安心してしまって海外を目指さないのでは?という心配も
 あるようです。

「優秀な選手を早くから発掘して海外での経験をたくさ
 ん積ませていく」そんな当たり前のシステムがどこの
 国にとっても必要なことのように思いました。

 アジアでトップに立つチームは早くからこう知ったシステムが確立され
 ているからこそ、選手は育っているのかも知れません。

 以下に、アジア大会に関する記事を載せておきます。

 日本のゴルフはアジアのレベルにすでに置いていかれていて、現場はか
 なり危機感を感じています。

 ※記事の内容と写真の選手達とは関係がありません。

 【参考記事】

 [[pict:item1]]2010年 広州アジア大会ゴルフ競技その②



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