学校では決して教えない”プロ入りについて考える” | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

学校では決して教えない”プロ入りについて考える”

[[pict:flag1]]『学校では決して教えない”プロ入りについて考える”』
 日本オープンを勝ったのは韓国ナショナルチーム
 出身の金庚泰(Kim Hyung Tae)選手(24歳)

 2006年に開催された日本アマを2005年に続いて連覇

 さらにその年開催されたアジア競技大会での個人団体金メダルで
 兵役を免除されてプロ入りします。

2004年の日本アマチャンピオンドンファン選手が現在兵役で日本
 ツアーを一時休まなければならないのとは違いキム選手はそのまま
 ツアーで戦い続ける事が可能です。)

 ドンファン選手と同様に大学進学をせずにプロ入りの道を選んだのは
 キムキョンテ選手にとっても結果的には正解だったようです。

 今回の優勝で日本ツアーの10年シードを勝ち得たキム選手は今後
 世界のメジャーへと目標を変えていくことでしょう。

 一方、同世代の日本人選手も、力をつけてツアーで優勝するなどして
 います。

 石川遼選手、薗田峻輔選手や池田勇太選手、のみならず、今回活躍した
 松山選手など、才能ある選手が増えています。

 これだけ若手選手が活躍してくるのを見てくると「さて、プロ入りは
 早い方がよいの?」「どのタイミング?」という話になって来ます。

 でも、ツアーの現状をふまえてみると一概にはこうとは言えないのかも
 しれません。

 どんなに優秀な選手でもツアーの出場権を取って、シード権を得る事が
 出来ないと出場試合がなくなってしまうからです。

 かといって同世代の選手が華やかなツアーで活躍しているのを見ている
 と観客のまばらなアマチュアの試合でパフォーマンスとモチベーション
 をあげて行くのは難しいと思います。

 賞金もなくいつまでもアマチュアの試合に出続けるのは金銭的にもつら
 いものがあります。
 
[[pict:futaba]]『いま、来季の出場権をかけてツアー予選会が開催されています。』

 ツアーに出るためにはJGTOファイナルクォリファイ
 トーナメントをクリアする必要があります。

 これはツアーに出場するためには早かれ遅かれ、一度は受けなればなら
 ない全国共通試験のようなものです。

 最終的に上位30名に入らなければツアーには出場出来ず、それに関し
 てはアマチュア時代の実績など無いに等しい厳しい世界です。

 今回優勝したキムキョンテ選手も2006年予選会を16位で通過、さらに
 2008年予選会も再び5位で通過しています。

 薗田峻輔選手も2009年予選会を22位で通過してプロ入り5試合目で
 優勝しています。

 今のプロゴルフの世界は安全な就職の道などではなく、賞金を稼ぐ権利
 を得るような厳しい資格の取り合いに近いものだと思って下さい。

「予選会で上位30名に入る自信があればプロ入りを考えてもいいかも」

 これがプロ入りに関する質問の一番正しい答えなのかも知れません。


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