ジュニア選手のスイングのポイントまとめ | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

ジュニア選手のスイングのポイントまとめ

[[pict:item3]]今、ジュニアの試合で大きく右に曲がるスライスでOBを打つ選手は
 殆ど見られなくなりました。

 右プッシュアウトか、左に引っ掛ける(チーピン)のいずれかです。

 クラブの大型化、軽量化、機能の向上、シャフトの軽量化により
 直進性ははるかに向上したのです。

 スイングもシンプルで無駄な動きを排除してより速く体を回転させる
 やりかたが主流になって来ました。

 そのためにフィジカルトレーニングを取り入れる選手が増えて来て
 今後さらに、選手のアスリート化が進みそうです。

 さて、個人的にジュニア選手を見るポイントとして1つ上げるならば
『切り返し』が重要である思っています。

 ゴルフのスイングは上げる動作と、おろす動作の組み合わせです。

 コーチについて正しい動作を学べば、この動作を習得する事は難しい
 事ではありません。

 ただし・・・

 『切り返し』だけは、無意識・・・本能的なものです。

 『切り返し』の前後の動作が流れるようにつながってくか、否かは
 まさにその選手のセンス(才能)と言えると思います。

 石川選手が初優勝した時、彼が練習場で打っている姿をジャンボ尾崎
 選手が練習の手を休めて、後ろを振り返りじっと石川選手を見ていた
 事は、今でも忘れられない思い出です。

 ※その後、ジャンボ尾崎選手はインタビューで「良い振りしている若
  いのがいるなと思った」と答えています。

 ジュニアでも体の無駄な動きが少なく切り返しの体重移動や、動作が
 スムーズな選手は、伸びる可能性があると持っています。

 写真は現在の石川遼選手のテークバックと、3年前、中学3年生の時
 の同選手のテークバックの比較です。

 特に3年前の写真は、途中で止めてもらいながら1コマずつ撮影した
 貴重な写真です。

 ※この時、彼は春の全国大会で優勝し、さらに2ヶ月後にトーナメント
 に優勝しています。

 是非、参考にして自分の理想のスイングを完成させて下さい。




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