【今日は6月4日】
「6 4(虫)の日」ですね♪^^

 

最近撮影した虫の写真は~…と探しているとすぐに発見(笑)

シロツメクサの中から出てきたナナホシテントウ
ナナホシテントウって、触りすぎると黄色い苦い臭いのする液を出すものの、噛みつくわけでもなく、フォルムも丸っとしていて、サイズ的に大きすぎず、幸福のイメージ(?)もあって、子ども達にも触ってもらいやすい昆虫だと思っています(はい!って子どもに手渡して、ヒッ!と手を引っ込めることが少ない昆虫というイメージ)

 

さて、私は小さいころから虫が大好きでした。友達と一緒に、近くの公園や河原でアミを振り回していた記憶がいっぱい。

 

命の大切さを教えてくれたのも虫。

小学校4年生の時、セミの標本を作るときに、殺虫液をアブラゼミ(♂)のお腹にブスっと刺して注入した直後、ジジジィ~ッという大きな鳴き声と共に床を転げまわった姿…。

あの時、自分の手で命を奪ってしまったというとてつもない後悔は今でも心の中にあります。

 

図鑑でしか見たことのないタガメやゲンゴロウ。

大型の水生昆虫に憧れ、就職して調査の現場で発見、捕獲した時の感動は今でも覚えています。

 

環境学習でも虫の出番は多い。

水辺教室では、水生昆虫は水環境のバロメーターとして紹介しています。

 

宇宙から来た生命体が地球を調査した時、どういう言葉で地球を表現するか。
それは「人間の星」ではなく、多様な姿形をしている昆虫が様々な環境に住んでいることから「昆虫の星」と表現されるだろうと、なにかの本で読んだことがあります。

 

先月のナショナルジオグラフィックでは、世界的な昆虫の減少が特集記事で取り上げられていました。

昆虫の激減、そして多様性が失われているのは、残念ながら私たち人間の活動が大きく関わっていると指摘されていました。

 

ということで、長文となりましたが、今日は地球上で暮らしている様々な「虫」を愛でる気持ちを大切にしていただけたらと思います!
(黒っぽくて素早くシャッと動くゴキ〇リも昆虫。もし出現してもシュッと殺虫剤はかけないで、今日だけは無視していただけると嬉しいです!)