アスカとケンケンの関係性、普通に考えて精神疾患の彼女と俗に言う理解ある彼くんの関係性なんですよね。アスカはケンケンのことが好きだけど、ケンケンはこう、放置気味なので合ってるだけの気がして。


ケンケンとアスカとシンジの謎同居生活は、シンジが家出をした時に、ケンスケが深く理由を問わずにテントに泊めてやったりご飯食べたりしたことの再現ですね。


トウジ(第三村中心地の人)は干渉することがケアだと思ってて、ケンスケは干渉しないことがケアになると思っている。医者という仕事が「相手が欲しいと言ったことだけでなく、人の隠したい部分を聞き出して干渉する」仕事であり、技術者という仕事が「相手が欲しいと言ったことをやる」仕事だと思うので、その対比でもあるのかな。


アスカはケンケンに何も求めませんし、ケンケンも別にアスカに何かを求める訳でもありません。ただ、ケンケンが帰ると思ってるときに、玄関先で裸でいたり、ケンケンのカメラに照れているので、アスカ→ケンケンへの恋愛感情はあるんだなと。


ケンスケ→アスカの恋愛感情はちょっと分かりません。カメラを向けて「ごめん、今回だけは記録ということで撮らせて」と言うシーンがありますが、「死地に赴くアスカを少しでも記録したい(覚えておきたい)」

ということだと思います。「(シンジは)どこに家出した?」と聞くのも、アスカに対する理解と信頼があるからこそです。そもそも年下になった同級生を長期間家に置いておくこと自体、悪くは思ってないことではあります(それはシンジもそうですが)(そもそも第三村の人たち、年齢が止まった人とかに寛容すぎるのでは?)。


アスカがケンスケの元に行ったとしても、依存的な関係を修復することはできるんでしょうか?アスカがケンスケの仕事を手伝うのか?と言えば微妙ですし、農作業できるとは思いませんし、じゃあ家事できるかと言えばなんか難しい気もするし.・・・こう、退役軍人をどう受け入れるか的な話になりますね。


リツコとマヤの職場にでも入れて住み込みでバチバチ鍛えてもらえばなんとかなりそうな気がしないでもない。ケンスケと一緒に仕事できるレベルになりそうだし(当然のようにリツコとマヤは一緒の職場で働いてると思っている)。ミサトさん・・・ネオジェネシス後仮に生き返ったとしても、なんか教育係として不適当な気が・・・一緒にシンジくんに依存してましたし・・・・・・


まあ、あれです。依存的な関係をどうにかするには、依存してる人に自立する力を身に付けさせるのが一番という話ですね。今のところその教育係としてリツコマヤ以外には・・・マリとかシンジは恋敵と好きだった人になりますし・・・うーむ。自衛隊にでも入り直した方がまだいい気がしてきました・・・資格だけでなく家事も一通り教え込まれますし。アスカは戦場にしか居場所がないのか・・・完全にランボーみたいな話になりましたね。


二人が上手く行くモデルまで描いて欲しかったです。庵野監督の妻の安野モヨコ氏が描いた『監督不行届』とかがその回答編になるんでしょうか。男女逆ですが。