朴島 | 哲風のBLOG

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 「海と社(やしろ)に育まれる楽しい塩竈」を目指している宮城県塩竈市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社の神事,四季の移り変わりや,仙台,塩竈,多賀城,松島など宮城県内各地の名所,旧跡,行事などを紹介します。

 今年はこれまで浦戸諸島(宮城県塩竈市)の有人4島のうち桂島,野々島,寒風沢島の3島に合計5回行きましたが,朴島には行っていませんでした。本来は菜の花の季節に行きたかったのですが,新型コロナウイルス(中共・武漢ウイルス)感染拡大防止のため自粛生活をしていたことから行くことができず,心残りでした。そこで,天気が良かった10月20日(火),思い切って朴島に行って来ました。写真で報告します。

 

 マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,宮城県塩竈市港町一丁目)です。午前11時発の塩竈市営汽船に乗ります。

 

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 約45分で朴島に到着です(運賃は630円です。私が通常利用している午前9時30発の汽船は朴島まで約54分かかります。)。

 

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 神明社(塩竈市浦戸野々島字朴島鱈)です。神明社ですからわかりますが,宮城県神社庁によると主祭神は天照皇大神,豊受姫神です。

 

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 菜の花畑です。例年4月に,菜の花見学を目的とした観光客が大勢やって来ます。黄色のジュータンとタブノキ(椨の木,単に「タブ」とも言います。)の緑が美しく,畑からはのどかな海が見渡せます。この菜の花は「仙台白菜」の採種用として栽培されていますが,種が十分に採れている場合には他の菜の花を栽培することもあるそうです。

 

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 タブノキです。

 

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 海を見渡します。「松島四大観(しだいかん)」の一つである「壮観」大高森方面です。私は「松島四大観」のうちでは,この大高森(東松島市宮戸大高森)からの眺めが最も好きです。

 

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 弘安の碑です。「文化の港 シオーモ」の「弘安十年銘供養碑」によると,「朴島堂崎,共同墓地の北側畑中 (行人塚) に古碑 (縦90㎝,横35㎝) があり,弘安十年の碑 (1287年) と称し,内海喜右衛門家代々観音様と言われ供養を続けられています。摩滅していて判読し難いが,梵字の碑文が刻まれています。」とのことです。

 

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 弘安の碑の近くから海を望みます。

 

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 朴島桟橋の近くから海を望みます。

 

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 午後2時発の塩竈市営汽船に乗り,マリンゲート塩釜へ向かいます。

 

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 途中,汽船内から動画を撮影しましたので,御覧ください。

 

 

 

 約54分でマリンゲート塩釜に到着です(運賃は630円です。)。

 

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 さて,今年は浦戸諸島に合計6回行きました。今年は今回が多分最後になるでしょう。来年は,菜の花の季節にぜひ朴島へ行ってみたいものです。また,桂島,野々島,寒風沢島も他の方を案内できる程度の知識を身に付けたいと思っています。