ガーデンアイランドな野々島・クラシカルな桂島ウォーキング(第2回) | 哲風のBLOG

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 「海と社(やしろ)に育まれる楽しい塩竈」を目指している宮城県塩竈市に鎮座する志波彦神社鹽竈神社の神事,四季の移り変わりや,仙台,塩竈,多賀城,松島など宮城県内各地の名所,旧跡,行事などを紹介します。

 10月17日(土),Goshurun Matsushima(御朱走松島)の「40th.塩竈・浦戸諸島・ガーデンアイランドな野々島・クラシカルな桂島ウォーキング5.5キロ」に参加しました。浦戸諸島には何度も行っています(今年は,10月15日(木)に引き続き5回目)が,その度に新しい発見があります。写真で報告します。今日は,その第2回です。

 

 浦戸諸島「海と花の物語」の内海さん御夫妻のお話を伺いました。

 

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 桂島ステイ・ステーション(宮城県塩竈市浦戸桂島字台)です。浦戸諸島への定住促進と漁業後継者の育成を目的とし,旧浦戸第二小学校の施設を活用し,大規模な改修を行って,平成27年12月にオープンしたものです。ここで休憩(食事など)させていただきました。

 

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 浄極庵(臨済宗妙心寺派)とのことです。詳細は不明です。

 

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 白石廣造邸跡です。白石廣造は,明治時代にラッコ船などで財を成し,塩竈の発展に力を尽くしました。

 

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 石浜から野々島へは渡船に乗ります。電話をかければ迎えに来てくれます。塩竈市の道路扱いですので,運賃は無料です。

 

御朱走(19)

 

 観音堂です。元・熊野神社があった所のようです。

 

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御朱走(21)

 

 夜泣き地蔵・六地蔵です。古代インドでは生類は六道(天道(天上道とも)・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)を輪廻転生する(つまり,永遠に死なない。)とされ,これは苦痛であると捉えていました。釈迦(ガーダマ・シッダールタ)はこの世のことはすべて無常と悟ることによって,この輪廻の輪から抜け出る(解脱する)ことができると考えました。解脱すると仏陀(如来)となりますが,一歩手前の存在が菩薩です。お地蔵さまも菩薩です(地蔵菩薩)。

 

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 ラベンダー畑が見えます。

 

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 漆島方面を望みます。

 

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 長浜(学校浜)です。

 

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 熊野神社(塩竈市浦戸野々島字平和田)です。塩竈市HP「文化財(野々島) 熊野神社」には「承応年間以前は毛無崎囲,観音堂の西にあったが,現在は野々島の平和田囲に所在し大巳貴命(おおなむち)が祀られています。特に御神像の奥に納まる厨子入り仏像は「キリシタン」研究の資料として貴重です。」とあります。「大巳貴命」とは「大國主大神」の別名です。大國主大神は出雲大社の主祭神です。ただし,宮城県神社庁の「神社検索 熊野神社」には「主祭神 熊野久須毘命」とあります。熊野久須毘命は天照大御神と須佐之男命の誓約(うけい)によって生まれた男神5柱,女神3柱のうちの1柱(男神)です。

 

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 ブルーセンター(浦戸諸島開発総合センター, 塩竈市浦戸野々島河岸)脇で,御朱走松島の「野々島・桂島ウォーキング」は終了です。野々島桟橋で塩竈市営汽船に乗り,.約31分でマリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目)に到着です(運賃は580円です。)。

 

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