鴻池新田会所の見学記 | 鉄道で行く旅

鉄道で行く旅

鉄道旅行を中心としたブログ記事を投稿しています。

今回は鴻池新田会所の見学記です。

鴻池新田会所は、江戸時代に豪商鴻池家が開発した新田の管理・運営を行った施設です。

 

JR西日本の学研都市線・鴻池新田駅に着きました。

 

昔の豪商である鴻池家が開発した新田の名称が、そのまま駅名になっています。

 

高架駅の鴻池新田駅です。

 

鴻池新田会所は鴻池新田駅のすぐ近くにあります。

画像は、その往路に通った道に咲いていたキンモクセイです。

 

現在の鴻池新田会所は、江戸時代中期以来の古建築群と庭園、鴻池家から寄贈された民具などを今に伝える施設です。(見学は有料です)

 

鴻池新田会所の入口の冠木門の手前です。会所の周濠の一部が今も残っています。

 

表長屋門です。

 

鴻池新田会所の本屋です。

 

鴻池新田会所の本屋の座敷です。

 

本屋の縁側と庭です。

 

庭と弁天池です。

 

本屋の中の欄間(らんま)です。

 

本屋の土間の部分の奥側にある炊事場です。

 

土間の入口側です。この土間はイベント会場になっています。私は午前中の訪問でしたが、この日の午後に歴史講演会が開催されるということでした。(←日曜日に訪問しました)

 

土間から格子越しに眺めた屋敷蔵または新座敷です。

 

立派な屋敷にふさわしい、大きな井戸がありました。

 

鴻池新田会所の米蔵です。

 

米蔵の内部です。米蔵の内部は展示室として使われていました。

なお、新田開発と言いながら、開発した田畑の面積の7割が畑地として使われていました。その畑地の大部分で綿作(収穫した綿花を河内木綿に加工)が行われていたそうです。大和川の付け替え後の新しい土地の大部分が砂地であったために、綿作が中心になったということでした。

 

鴻池新田会所の裏長屋門です。

 

船着き場の跡地の一部が保存されていました。

 

かつての鴻池新田周辺の水路は「井路(いじ)」と呼ばれていました。

その「井路」で使われていた舟が画像の「井路川舟」でした。

 

鴻池新田会所から出た後で、外側の道路上から撮影した裏長屋門付近です。

(おわり)