春の彼岸参り | 鉄道で行く旅

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昨日は大阪の天王寺まで行ってきました。

天王寺駅前停留場付近を走る阪堺電軌軌道の堺トラムです。

 

阪堺の601形です。

 

天王寺公園を通って一心寺・四天王寺に向かいました。たまたま、春のお彼岸の初日でした。

 

天王寺公園から見たJR天王寺駅とあべのハルカスです。

 

天王寺公園に保存されている旧黒田藩(福岡藩)蔵屋敷の表門です。元々は大阪の中之島にあったものですが、1933年に中之島三井ビルを建設するときに三井から大阪市に寄贈され、天王寺公園に移築されたものです。

 

天王寺公園にある大阪市立美術館です。ここは少年時代に日展を見るために毎年のように入館していました。

もちろん、少年時代の私の趣味ではなく、母の趣味(興味?)によるものでした。

 

今年は新型コロナウイルスのため事実上は閉幕になっていました。

 

茶臼山です。

 

天王寺公園と真田幸村(真田信繫)が布陣した茶臼山古戦場を結ぶ和気橋です。

和気橋は、延暦7年(788 年)に和気清麻呂が旧大和川の流れを変えるために上町台地を開削した際に、茶臼山古墳の濠を利用した名残が河底池であると伝えられているそうです。そういう理由から「和気橋」と名付けられています。

この和気橋は、大阪が舞台になっているようなテレビドラマの撮影地でもあります。

 

茶臼山付近で見たネコです。

 

和気橋の上からの眺めです。

 

茶臼山付近の桜の花です。

 

一心寺に立ち寄りました。

 

今年は父の33回忌なのですが、もう親戚を呼び集めてまでの法要は行いません。

 

ついでに四天王寺にも参拝しました。例年の春の彼岸であれば、平日でもかなり混雑するはずなのです。参詣者は、お年寄りが多いため平日も休日もないのです。ところが、今年は参詣を自粛している人が多いのか、やや閑散としていました。

 

新型コロナウイルスの影響により手水鉢を使うことはできません。

また、彼岸期間中に境内で実施される予定だった骨董市も中止になっていました。

 

四天王寺の極楽門です。これもまた浅草の雷門(浅草寺)と同じで、松下幸之助氏が寄進したものです。

 

ん、四天王寺の極楽門の転法輪も「マスク」をしているのか?

 

転法輪は、参詣者が次々と回すもののため、新型コロナウイルスの影響で利用禁止になっていたのでした。

♪回転禁止の青春さ~ (←美樹克彦さんの歌です。歌が古いため、私も歌詞の一部しか覚えていません

 

これは以前の旧盆のときに撮影した「回転している転法輪」です。

まさかボールベアリングではなくメタル軸受だとは思いますが、重厚な回転です。

 

四天王寺の金堂と五重塔です。

(おしまい)