ゆいレールの旅・浦添前田駅編 | 鉄道で行く旅

鉄道で行く旅

鉄道旅行を中心としたブログ記事を投稿しています。

てだこ浦西駅の続きからです。

てだこ浦西駅から見た前田トンネルです。

 

浦添前田駅と比較するとシンプルだった「てだこ浦西駅」の駅名標です。

 

「ゆいレール」の「てだこ浦西駅」の先にある終端部分です。2本のレールがあり、2編成のモノレール車両の留置が可能です。

一番奥に乗務員の乗降施設があるようです。

右側の高架道路は浦添西原線バイパスです。沖縄自動車道は、このモノレールに軌道の少し先の低地を横断方向に走っており、西原ICが、この左手(北東側)1.7km先にあります。

 

慌てて駅に戻ってきたわけではなく、普通の見学時間を費やしても、まだ京急広告編成の出発前だったのです。そのため、同じ編成に乗って、隣駅の浦添前田駅まで引き返します。

 

まだ乗客がいなかったのでモノレール車両の車内を撮影しました。

運転席の後ろの展望席です。

 

運転席の真後ろ以外はロングシートです。

 

「ゆいレール」の車内では沖縄県が推奨するフリーWi-Fi「Be. Okinawa Free Wi-Fi」を利用することができます。その「Be. Okinawa Free Wi-Fi」の第1号指定事業者が「沖縄セルラー電話株式会社」です。「DDIセルラーはKDDIに統合されたはず」と思っている方もいらっしゃると思いますので簡単に説明しておきますと、「沖縄セルラー」は主として沖縄地域の財界・有力企業が出資して作った会社であることと、そういう経緯から上場企業であったために、社名が昔のままになっているのです。

現在の「沖縄セルラー(電話)」は沖縄県の移動体通信事業者としてはトップシェアを誇る優良企業です。au事業者のシェアがdocomoを上回っているのは沖縄だけだろうと思います。

しかしながら、実態として「沖縄セルラー」は「au沖縄」というところであり、昔の「セルラー」のロゴが入ったスマホや携帯電話を取り扱っているわけではありません。

 

那覇市営奥武山体育施設の命名権による名称も同社の社名である「沖縄セルラースタジアム那覇」とか「沖縄セルラーパーク那覇」になっています。

「セルラー」の文字を見て、KDDIに統合されてしまった「関西セルラー」が関西で営業を始めた頃、取引先があったOBP(大阪ビジネスパーク)のKDDIビルあたりで「(関西)セルラー電話の夜明けである!」という音声CMを当時の「関西セルラー」がエンドレスで流していたことを思い出しました。それは、会議での会話の邪魔になるような音量だったのでよく覚えているだけのことです。

 

浦添前田(うらそえまえだ)駅に着きました。「くりぃむしちゅー」がここにいるところに、やや違和感を感じました。(笑)

駅名標の下の部分の模様は、沖縄の染色技法の紅型(びんがた・・・「紅」が色のことで「型」が模様のことです)の浦添(うらしい)型と呼ばれるものだと思います。現在の地名の浦添(うらそえ)は、この紅型の浦添(うらしい)が転じたものとされています。

 

といいながらも京急広告編成を見送りました。『都心へビュン』

 

開業祝いなのかキレイな胡蝶蘭が浦添前田駅にありました。

那覇空港では胡蝶蘭が年中あるような感じなのですが、これはお祝いの胡蝶蘭でしょうねえ。

窓ガラスの模様も「浦添型」です。

 

浦添前田駅の改札口です。

 

浦添前田駅で「ゆいレール」の「浦添延長開業記念乗車券」を買うことができました。

(つづく)