ロンドンからの帰国 | 鉄道で行く旅

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イギリスのロンドンからの帰国日の模様です。

帰国便出発日のロンドンのテムズ川です。手前がロンドン橋(ロンドンブリッジ)で奥に見えるのがキャノンストリート鉄道橋です。

 

ロンドン最後の昼食はトラファルガー広場の近くにあるホワイトホールのパブ「シルバークロス」を利用しました。画像のように食事前のビールが運ばれてきました。

 

ロンドンで泊まったホテルです。リッツやゴーリングのような超高級ホテルではありませんが、そこそこ高級なザ・ランガム・ロンドンです。

私は2回目の宿泊でした。

大昔はヒルトン系のホテルだったのですが今のオーナーは香港の企業だと思います。

 

結局のところ「コナン・ドイル(シャーロック・ホームズの著者)が利用したホテル」という理由だけで選んでいます。私自身は、必ずしも高級ホテルが好きなわけではありません。チェックインのときに、お決まりの「初めてか?」の質問があったので、「2回目」と答えたところ、スタッフが嬉しそうにパソコンで宿泊履歴を確認しているようでした。(←あくまでも推定です)

そして、部屋への案内スタッフに「このゲストは10年振りに帰ってきてくれたんだよ!(←意訳です)」と説明していました。

このホテルは、1889年8月30日に、アメリカのリピンコント社の編集者が、コナン・ドイルとオスカー・ワイルドの両氏に長編の執筆の依頼をした場所です。ドイルは「四つのサイン」を、ワイルドは「ドリアン・グレイの肖像」を執筆しました。

このことを記念してホテルの外壁に記念プレートが掲げられています。

 

2009年に同じホテル(ザ・ランガム・ロンドン)に泊まったときの画像です。

ホテルの夜景です。

 

ジュニアスイートの部屋です。

 

ルームサービスの朝食です。

 

ロンドンの高級ホテルなので、チェックアウトのときに自分でスーツケースをフロントまで転がしていくわけにはいかないため、チェックアウト前に部屋からフロントに電話を入れて、スーツケースをベルボーイに預かってもらいました。英語が得意なわけではありませんので、ボディランゲージが使えない、部屋の電話からの依頼は、いつもながら少しだけ苦労します。

この日は夕刻発の便だったことから、ロンドン市内観光後にホテルに戻ってスーツケースを受け取った後、タクシーでパディントン駅に出て、ヒースローエクスプレスに乗車しました。

ヒースローエクスプレスには過去に3回乗っていますが、過去は3回とも1等車でした。画像の2等車に乗車したのは今回が初めてです。ヒースローエクスプレスは運賃が高く、乗車時間が短いので、これは2等車(今回はネット販売の早割を利用しました)で十分だと思います。下位列車のヒースローコネクトも2回利用したことがあります。

 

帰りのロンドン・ヒースロー発は羽田行のANA便です。

これが初めてのことではないのですけれど、事前に余剰マイルでファーストクラスにアップグレードしてもらっていました。今回はありがたいことに搭乗の1カ月前ぐらいにアップグレードが決定していました。

ヒースロー空港の空港ラウンジはANAと同じスターアライアンスのシンガポール航空・シルバークリスラウンジを利用しました。

このシルバークリスラウンジの利用は2回目でした。ラウンジ内にはディナー用のテーブルまで用意されておりフロアスタッフがレストランのようなメニューを持ってきましたが、「お腹がいっぱいだよ(本当は、この直後に豪華な機内食を楽しむためです)」と言って料理を断り、シャンパンだけをもらいました。この日のシルバークリスラウンジのシャンパンはペリエでした。

 

羽田便の搭乗口ではダイヤモンドメンバーが早くから多数並んでいましたが、今回の座席では別に急ぐ必要がないので、ゆっくり搭乗しました。

ANAの国際線の場合は国内線とは異なりネット利用は有料です。ただし、ファーストクラス客に限り無料です。

でも、通信速度が遅いためメールのチェックぐらいしかできませんでした。左上の時刻は英国のサマータイムが表示されています。

 

上空に達してからの夕食です。普段はチキンラーメンやマルシンハンバーグなどを愛食している小生にはふさわしくない皿の数々です。写真は撮っていませんが、最初はANA「お約束」のクリュッグのシャンパンとアミューズでお口を慣らしました。(←よく言うよ)

アペタイザーは3つの選択肢からキャビアにしました。白ワインはスペインの「アナヨン・マカベオ 2016」を選びました。

 

メインディッシュは「牛フィレ肉のステーキ グリーンオリーブと野菜のアソート 赤ワインソース」を選びました。

英国産の牛肉なのか、少し硬めの肉でしたが、私の世代は少しぐらい硬い肉のほうが「牛肉を食べた」という気分になるのです。

赤ワインはボルドーの「シャトー・レオヴィル・バルトン 2012」を選びました。

いつもは、この後にチーズとポートワインを注文するのですが、今回は、ここまでにしました。

 

6時間ほど眠った後の着陸前の軽食です。

不慣れな海外の旅でしたので、胃腸の調子が今一つだったことから、チーフパーサーに粥を作ってもらいました。

まあ、見た目は機内食というよりも病人食という感じです。ここで病院に入院したときのことを思い出しました。

私のスペシャルチョイスですので、この料理を無理にフランス料理風に書くと「身体に優しい粥に、香の物・生姜の佃煮・海苔を添えて」という感じでしょうか。

 

いよいよ羽田です。

 

今回はANAのファーストクラスですので国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動はバスではなく「ANAレクサスサービス」での移動になります。

車内ではレクサスマーク入りのミネラルウォーターのサービスもあります。このあたりは、香港のペニンシュラホテルのロールスロイス送迎と似ています。ここまでがファーストクラス客へのサービスです。このレクサスを降りてしまいますと、ただの国内線普通席客に戻ります。

『バカ話』は、ここまででございます。イヤミにならないように書くのは、なかなか難しいです。

 

羽田発大阪・伊丹行はANAの777-200でした。

羽田空港離陸直後です。千葉県の君津や富津が見ています。左側は日本製鉄(君津)のようです。

 

着陸態勢に入り、いつもの大阪城が見えてきました。

(おわり)