神戸電鉄開業90周年事業の一環として、すでにスプリンググリーンとシルバーグレー旧塗装のメモリアルトレイン1151編成が運行を開始していますが、第2編成として2018年7月22日にお披露目されたオレンジとシルバーグレー旧塗装のメモリアルトレイン1357編成を神戸電鉄の沿線まで見に行ってまいりました。
このオレンジとシルバーグレーの塗装は1960年代から1980年代の神戸電鉄の塗装を復刻した編成です。
写真フィルムが退色していますが、1987年頃に粟生駅で撮った当時の神戸電鉄の塗装です。
さて、ここからが撮影当日の朝からの撮影記です。
須磨浦公園行の特急で新開地に向かいました。
ここ最近、再び阪神電鉄尼崎工場に阪急電鉄の車両が停まっています。例によって能勢電鉄関係の車両改造ではないかと思うのですが、阪神本線の列車内からでは車番の確認がなかなかできません。
続いて、別の情報です。現在建築中の尼崎城の屋根を、この日に初めて見ました。たしか再建尼崎城の完成予定は2018年10月頃だったと思います。
「尼崎城の復活は尼崎市民の念願」ということになっています。・・・誤解のないように書いておきますと、尼崎城の建築費は個人が寄付しています。
そんなことよりも気になったのが、6両編成である阪神1000系の片側ユニットの3両編成が尼崎車庫の構内を移動していたことです。(尼崎城の画像の下部)
たまたま列車内から見えたので撮影しました。車両部門の部署員と思われる方が1000系6連の中間にある簡易運転台を使って運転されていました。ふと、昔の上野~尾久間の客車列車の推進運転を思い出しました。
これは、この道のプロだった『ジュビロ磐田ファンのU氏』に教えてもらったことですが、車庫内でメンテナンス中などの車両の移動は車両メンテナンス部門の部署員が行うそうです。ただし、車両メンテナンス部門の誰でもが運転できるわけではなく「国土交通省の動力車操縦者運転免許」を取得している部署員に限って運転が可能だと言っていました。
↓なるほど、3両ユニットの内側の簡易運転台つきの車両は永久連結ではなく密着連結器がついているのですね。
使用頻度が低いためか自動解結装置はなく、独立したジャンパ栓があります。
新開地から三田行準急に乗りました。1370形でした。
三田(さんだ)側の1370形1373号の車内です。木目調の内装の車両よりも、より神鉄らしい感じがするライトグリーンのアルミデコラの内装です。
何となく箕谷駅で撮影することにして下車しました。
青空の下、有馬口方面に向かう試運転列車が通過していきました。「あー夏休み」というところです。(かなり古いか)
予定どおりにオレンジとシルバーグレー旧塗装のメモリアルトレイン1357編成がやってきました。
踏切の上からの追い撮りです。
神戸電鉄箕谷駅の駅舎です。
トイレはLIXILになってからのINAXブランドの製品でした。駅舎から見ると新しい設備です。
2015年5月にLIXILの常滑本社(旧・INAX本社)を見たことを思い出しました。
神鉄3000系『ウルトラマン』電車です。
5000系で箕谷駅から長田駅に移動しました。
たまたま曇ったときにオレンジとシルバーグレー旧塗装のメモリアルトレイン1357編成の三田行準急がやってきました。
あまりにも暑いため、この日はこれで撮影を打ち切ることにしました。
「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」(←池乃めだか氏のギャグです)
長田駅から新開地駅まで乗った電車が、たまたまスプリンググリーンとシルバーグレー旧塗装のメモリアルトレイン1151編成でした。
隣のプラットホームに停まっていた6500系も撮影しておきます。
昼食は新開地の春陽軒で豚まんを食べました。
前回の明石の帰りの日曜日にも春陽軒に立ち寄ったのですが、そのときは春陽軒が日曜定休であることを完全に忘れていました。お店の前で定休日の表示を見て、たいへん無念な思いがしました。そのため、この日に再訪しました。
(おわり)