阪急宝塚線ダイヤ改正(2018年7月) | 鉄道で行く旅

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「阪急宝塚線7.7ダイヤ改正」が2018年7月7日(土)に実施されました。

平日の新ダイヤは7月9日(月)からでしたので、平日の朝に、ざっとだけ確認してきました。

阪急宝塚線の「7.7ダイヤ改正」ヘッドマークです。

これを見て「七夕」を連想した方は多いと思いますが、大昔のアメリカのテレビドラマ「サンセット77」を思い出した人は今では少数派でしょうね。

私の世代でもサンセット77の日本国内での放送当時に番組をリアルに見ていた人間は少ないと思います。エフレム・ジンバリスト・ジュニアは次作のThe F.B.I.(ジ・エフ・ビー・アイ)でも主演でした。サンセット77の出演者で一番人気が高かったエドワード・バーンズ(クーキー)は第3シーズンからの出演でした。

 

池田行の普通です。1000系「宝夢 Yume」ラッピングの編成でした。池田理代子氏(本人)が描いたデザインです。

阪急のLED幕(*)は1/250秒以下のシャッター速度で撮らない限り、高速点滅(フリッカー)しているため文字が欠けてしまいます。

(*:LDE幕のフリッカー現象は阪急だけではありません)

 

川西能勢口行の普通です。この季節の阪急各線恒例の「祇園祭」ヘッドマークつきです。

 

雲雀丘花屋敷行の普通です。今回のダイヤ改正により平日に設定されていた梅田発箕面行の下り電車が全廃されました。ダイヤ改正後も平日早朝の箕面発梅田行の上り電車は2本の運行があります。(2022年11月追記:2022年12月17日のダイヤ改正で平日早朝の箕面発梅田行の上り電車2本も廃止されることになりました)

夕方のラッシュ時は、箕面行普通だった列車が雲雀丘花屋敷行の急行に置き換わりました。

 

池田行普通電車の9000系にも「7.7」のヘッドマークがついていました。

 

1000系の梅田行急行です。

 

今や懐かしい感じがする5100系の準急です。昔の阪急電車のデザインですねえ。

宝塚発の急行・準急は(ラッシュ時であっても)全て梅田まで先着します。

 

8000系(8040形)+6000系の通勤特急です。

今回のダイヤ改正により通勤特急と「日生(ひなせではありませんにっせいです)エクスプレス」の運行時間帯が繰り上がりました。

阪急電鉄からの説明はないようですが、これは『働き方改革』に対応するために各事業所が就業規則や労務管理の見直し(フレックスタイム制の対象業務の拡大、朝型勤務の実施、20時以降の時間外勤務の原則禁止、勤務間インターバル制度の本格導入に向けての対策など)を行った結果、出勤時間が早くなる傾向が出ているのだと思います。私の通勤経路でも最近はラッシュの混雑時間が以前よりも早くなったような気がしています。

交通系ICカードの利用率が高くなっていることから、出退勤時間帯の旅客流動の変化を鉄道事業者はかなり正確に把握しているように思います。それによってダイヤ改正を実施しているのでしょう。

 

1000系の日生エクスプレスです。1000系はLED幕ですので、この次の日生エクスプレスに期待するところ大であります。

♪ニッセイのおばちゃん自転車で・・

 

朝(上り)のラッシュ時では最終の日生エクスプレスです。期待どおりに方向幕車の8000系でした。

♪Seventy Seven Sunset Strip

* Stripは、たぶんアメリカ英語で『大通り』の意味です。

(おわり)