大阪市西淀川区の野里住吉神社の一夜官女祭を見に行ってきました。
神社の祭事のため、今回は人の顔にモザイクを入れておりません。
阪神電車の姫島駅から野里住吉神社まで歩きました。
一夜官女祭が始まる1時間前の野里住吉神社です。まだ静かです。
阪神5700系ジェットシルバーの車内案内表示装置に姫島駅付近の名所として野里住吉神社の画像が表示されているのを見たことがあります。
「当矢」と呼ばれる会所まで一夜官女を迎えに出かける行列が午後2時過ぎに野里住吉神社を出発しました。
現在の会所は野里住吉神社の祭祀圏である野里・姫里・歌島(交代制の持ち回り方式です)の公民館(コミュニティ会館)が使われることが多いようです。2018年は歌島コミュニティ会館でした。昔は庄屋のような地元の名家が引き受けていたのではないかと思います。
今回の神社と当矢(会所)の往復路です。会所は持ち回り制ですので、このコースは何年かに1回ということになります。
歌島コミュニティ会館に到着する直前のお迎えの行列です。画像後方の右上は歌島中学校です。
私は、この祭を見学するのは初めてですが、祭の行列だけなら学校の帰り道で見たことがあります。
歌島コミュニティ会館に入っていく祭の関係者たちです。この中に一夜官女役の少女7名が待機しています。
関係者の方から勧められたので、窓の外から神事の様子を撮影させていただきました。画像の少女(娘さん)が七人いる一夜官女のうちの二人です。一夜官女は昔の人身御供の名残りだといわれています。
神主さんが神事(当矢の式)を執り行っています。
七人の一夜官女とご両親です。今は、人身御供というよりも七五三のような感じです。この後「親子別れの盃」を交わしました。
七人の一夜官女を連れた行列が当矢を出発して野里住吉神社に向かいます。
祭の行列が淀川通を渡っているところです。
私が子供の頃は「淀川通」よりも「十三間道路(じゅうさんげんどうろ)」と呼んでいる人のほうが多かったと思います。
野里住吉神社に進んでいきます。 紅白の飾りがつけられた桶の中には神饌が入っています。
このあたりの道は、裏道から路地に至るまで詳しい知識がありますので、先回りして野里住吉神社で行列の到着を待ちました。
↓野里住吉神社の到着した祭の行列です。この日の日中は3月中旬のような暖かさでした。
この後、社殿の中で神事が行われると思いますが、見学者が(屋外で堂々と)撮影できる祭はここまでです。このときの時刻は午後3時40分ぐらいでした。
マルワ模型店前です。この店は、少年時代に店頭のプラモデルやHOゲージを常に眺めていた記憶がある場所です。