2006年に大和小泉で撮った画像です。
関西本線の大和小泉駅です。
「小泉商栄会」という大和郡山市小泉町のメインストリートです。画像のように奈良らしい風景です。
小泉神社です。元々は室町時代に創建された神社(当初は牛頭天王を祀っていた模様)です。
現在の祭神は「素戔嗚尊(スサノオ)」と、応神天皇こと「誉田別命(八幡大神)」になっています。
小泉藩の廃藩のときに藩主の片桐公から下賜された元・小泉城裏門が小泉神社の山門になっています。
小泉神社の拝殿です。この奥にある室町時代の創建とされる本殿が重要文化財です。
旧片桐城址の高林庵です。大和国小泉藩主の片桐氏は片桐且元の弟・片桐貞隆の子孫の家系でした。石州流は徳川幕府の茶道(大名茶)の指南役だったことでも知られています。
現在は財団法人高林庵『石州流茶道宗家高林庵』になっています。
臨済宗の大徳寺派ということから見ても茶道と関係が深そうな慈光院です。
このあたりで気づいたのですが、参道から見ても寺院というより「茶の湯」の世界です。
まるで大徳寺の塔頭の一つのような感じがしました。
慈光院は、寛文3年(1633年) 小泉藩二代目藩主の片桐石見守貞昌(石州)が、初代藩主である父・貞隆(慈光院殿雪庭宗立居士)の菩提寺として、領地内に大徳寺185世玉舟和尚(大徹明應禅師)を開山に迎え建立した臨済宗大徳寺派の寺院です。
旧文部省の説明文です。
摂津の片桐氏の茨木城から移築したといわれている慈光院の山門(茨木城楼門)です。
慈光院の重要文化財の書院と庭です。茶室も重要文化財です。