新世界と通天閣 | 鉄道で行く旅

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2017年8月18日(金)。病院での検査日なので、休暇を取って病院に行く日でした。

ところが、病院の都合で検査時間が遅くなったため、昼食後に3時間ほど時間の余裕ができてしまいました。そこで大阪の新世界に行ってみることにしました。

阪神電車の車内で見た京阪電車の「プレミアムカー」の広告です。バーター広告でしょうか?

 

昼食後に御堂筋線の動物園前駅からジャンジャン横丁を通って通天閣まで歩きました。

昔と変わらない大阪環状線と関西本線の高架下の通路です。私の少年時代は、このあたりに露天商の人たちとか傷痍軍人(実態としては単なる物乞いが中心でした)がいたのですが、今は何もない純粋な通路になっています。

 

ジャンジャン横丁です。今はほとんど観光客だけが来ますが、昔は労働者の飲食街でした。

 

私の少年時代は「碁会所」と呼んでいた碁会所将棋クラブの「三桂クラブ」です。

2024年6月30日に、80年近い歴史に幕を下ろし、閉店することになりました。

 

通天閣です。大阪市内は、まだまだ暑い日が続いています。しかし、それでもセミが鳴かなくなり、コオロギの鳴き声が聞こえるようになってきました。

 

通天閣の待ち時間は50分でした。病院での検査までの時間は2時間ほどあるのですが、即断できなかったので一旦引き上げました。

 

恵美須町駅で阪堺電車を撮りながら、通天閣に行くか・行かないかを考えました。

To be or not to be that is a question !

 

喫茶店や図書館で時間をつぶすのも苦手なので、結局は通天閣の行列に並ぶことにしました。

大阪名物ハリセンチョップ!?の使用を禁止しているものと思われます。チャンバラトリオが懐かしいです。あまりにも深すぎる「考えオチ(たぶん『大阪名物ゆうたかて、大阪人でもハリセンを持ち歩いているやつなんかおるかい!』と言わせるためのギャグ)」なので、東京から来た人は「ここでハリセンを売っているのだろうか? それにしても意味が分からない」と言っていました。

この「オオサカ通天鉄道」というのも架空です。

 

地下から2階に上がるエレベーターのドアが阪堺電車風でした。

 

2階のエントランスも阪堺電車風でした。

 

なぜかvespaが置いてあります。

 

その後ろを見ると、「ローマの休日」ではなく「オーサカの休日」、「真実の口」ではなく「ビリケンの口」でございました。それでVespaが置いてあるのか!

 

そういうバカ(アホ?)なことを考えさせられつつ、行列はなかなか前に進みません。

 

手に「飴ちゃん」を持っている「大阪のおばちゃん」

 

入口から50分後に、ようやく展望台に向かうエレベーターへ。

 

生駒山が見えました。私の時代(と書きましたが、読者から『今でもそうでっせ!』というご注意がありました)の大阪の小中学校の校歌には必ずのように生駒山か淀川が歌われていたような気がします。(市内北部の学校の校歌には兵庫県の六甲山が歌詞に入っていることがあります)

 

あべのハルカスです。

 

大阪城です。

 

そして通算3代目(現在の通天閣では2代目)の通天閣のビリケンさんです。行列に並ばないことにはビリケンさんを正面から撮ることができないため、手抜きをして横から撮影しました。

新しいビリケンに代わっていることは2017年3月に五月姫さんから教えてもらいました。

 

2012年に引退(3代目と交代)した先代のビリケンさんです。(2006年撮影)

 

この体験が「(今年の)夏の思い出」になるのでしょうか?