阪急百貨店梅田本店で2015年9月7日まで開催されています「放送90年ドラマ『経世済民の男 小林 一三』 ~夢とそろばん~展」を見に行ってきました。
1929年開業の梅田阪急百貨店大食堂のメニューです。
名物のライスカレーです。皿のマークは、当時の阪急百貨店の社章だと思われます。大阪市の市章と神戸市の市章を組み合わせたデザインですので、これは阪神急行電鉄(1918年~1943年)の社章の中央部分です。
戦後の京阪神急行電鉄のときは、丸の中に京都市の市章をアレンジしたものが大阪市+神戸市の市章のデザインに追加されました。
この皿は覚えていませんが、昔の阪急百貨店の大食堂の記憶として残っているのは、大食堂のテーブルの上に阪急マーク入りの土瓶や籠に盛られた阪急マーク入りの湯呑が常に置いてあったことです。
これは個人的な感想ですけれど、高級な感じと大衆的な感じが絶妙に入り混じっているのが阪急百貨店の特長だと思っています。
2007年の阪急電鉄創立100周年のときに販売された社章ピンズセットです。
(注:阪急の創立は1907年、開業は1910年です)
この社章ピンズセットは、販売時はそれほど人気がありませんでした。たしか、売れ残っていたものを購入したはずです。自分でも、これを買ったことを忘れかけていたぐらいですし。
社章は、左から、箕面有馬電気軌道(1907年創立~1918年)、阪神急行電鉄(1918年~1943年)、京阪神急行電鉄(1943年~1973年) ・・・ 以降は阪急電鉄です。