多屋海岸のハマヒルガオ | 鉄道で行く旅

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ハマヒルガオが咲く、愛知県常滑市の多屋海岸に向かいました。

ハマヒルガオ(浜昼顔)は、5月中旬から6月上旬ぐらいまで花を咲かせます。
ハマヒルガオ

常滑発・太田川行の普通電車です。常滑駅入線時は、方向幕が「回送」でした。


ハマヒルガオ

多屋駅から10分ほど歩いたところにある多屋海岸です。

遠くに中部国際空港が見えます。飛行機も離着陸していました。

ハマヒルガオ

ハマヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属の多年草です。

ハマヒルガオ

ハマヒルガオは海岸の砂浜に群生する植物です。

ハマヒルガオ

「浜昼顔」という歌謡曲があります。その歌は、1974年に五木ひろしがリリースした歌謡曲で、作詞は寺山修司、作曲は古賀政男でした。古賀政男の晩年で、古賀政男が闘病中だったためか、作曲に関しては新曲ではなく、昔の曲の再利用でした。

ハマヒルガオ

五木ひろしが歌う「浜昼顔」の出だしは

♪家のない子のする恋は たとえば瀬戸(せと)の赤とんぼ

になっています。

この中の「瀬戸(せと)の赤とんぼ」の部分は、野口雨情が作詞した「信太の藪」の「お背戸(せど)のお背戸(せど)の 赤とんぼ」を、寺山修司が引用したのだろうと言われています。

「背戸(せど)」のところを濁音なしで「せと」と歌わせたいために寺山修司が「瀬戸(せと)」に変えたのか、それとも他の理由で「瀬戸(せと)」になったのかは謎です。

美空ひばりの「古賀政男メロディを唄う(録音は1978年ごろ)」の中の「浜昼顔」では、明瞭に「せどのあかとんぼ」と歌っており、歌詞カードの記載も「背戸」に改められています。

また、大川栄策版では「瀬戸(せと)の赤とんぼ」でした。
ハマヒルガオ