今日は内定先の同期と飲んできました。
当初3人の予定でしたが、偶然にもアルタ前で同じく同期飲みを企画していた6人に遭遇。
一次会は予約を入れていたので、二次会から合流。
やぁ意外にも留年してるやつがたくさんいて助かりました。
4月から楽しくやれそうです。
さて、なんとなんと昨年以来?の4日連続更新。下書きって結構使えます。
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さて、今日は1983年に生まれた選手たち。今年は25歳になり、いよいよ中堅の年齢。
そろそろレギュラーを獲らなければ…進退をかけたシーズンに挑む。
彼らが最初にドラフトにかかったのは2001年のこと。
ことの年の目玉は、まだまだ記憶に新しい甲子園での当時の最速記録を打ち立てた日南学園寺原投手。
寺原には4球団が入札し、結果地元のダイエーが交渉権を獲得し、入団にいたった。ルーキーイヤー寺原は苦しみながらもローテンションに入り、6勝をあげエースへの期待が膨らんだ。しかし、その後は怪我に苦しみ、昨年シーズン始まる前に横浜多村との大型トレードという形になった。
しかし、先発不足のチームの中でローテーションを守り、初の二桁勝利をあげた。
他には甲子園に一大ブームを巻き起こした日大三高から4名のプロ野球選手が誕生するなど、話題性のドラフトになったといえる。
4年後の大卒ドラフトでは7人の選手が希望枠で入団を決めた。武内(ヤクルト)・松田(ソフトバンク)には一年目から中軸を期待されたが、武内は早々に初HRを放つもすぐに二軍へ降格し、戻ることはなかった。松田も強力打線の壁厚く、ポジションを奪うには至らなかった。一方投手では福田(巨人)・松崎(楽天)・平野(オリックス)・八木(日ハム)への期待が大きかった。平野・八木は新人王争いで、夏まで西崎・阿波野以来のデッドヒートを魅せた。結果は12勝をあげ、優勝に大きく貢献した八木が獲得した。
この世代は既に結果を出しているものも多く、各球団に将来を嘱望されている選手がいるのが印象的だ。
ただ、どの選手もそのチャンスを活かしきれず、くすぶっている印象が強い。
例として、優勝メンバーだがその後ぱっとしない今江(ロッテ)・松田(ソフトバンク)・2年目のジンクスに見事にはまった平野・八木。あと一歩の朝井(楽天)。主戦力になりきれない林・野間口・真田(巨人)。毎年エースを期待されながら不安定な投球が続く大竹(広島)。
みな能力は高いだけに、レギュラー獲りが期待される。
1983年生まれの選手は以下の通り。
※名前の前の記号はそれぞれ◎レギュラーレベル ●一軍レベル ▲半一軍レベル ▼二軍 ×そろそろクビ覚悟 ○新人。
【北海道日本ハムファイターズ】
投手 ●八木智哉:日本航空高-創価大 ▲山本一徳:安来高-早大
内野手 ▲高口隆行:創価高-創価大
外野手 ▼佐藤吉宏:鳥栖高
【千葉ロッテマリーンズ】
投手 ▼相原勝幸:沖縄水産高-富士大
○下敷領悠太:上宮高-法大-日本生命
内野手 ◎今江敏晃:PL学園高 ●根元俊一:花咲徳栄高-東北福祉大
【福岡ソフトバンクホークス】
投手 ●神内靖:延岡学園高 ▼甲藤啓介:高知高-近大
▲柳瀬明宏:如水館高-龍谷大
内野手 ●松田宣浩:中京高-亜大
外野手 ▼小斉祐輔:PL学園高-東農大生産-四国IL
▲井手正太郎:日南学園高
【東北楽天ゴールデンイーグルス】
投手 ◎朝井秀樹:PL学園高-近鉄 ◎青山浩二:函館工高-八戸大
●松崎伸吾:光星学院高-東北福祉大
捕手 ×井野卓:前橋工高-東北福祉大
内野手 ▲西村弥:沖縄尚学高-東京情報大
【埼玉西武ライオンズ】
投手 ▲松永浩典:海星高-三菱重工長崎 ×山本歩:三田学園高-関学大
○平野将光:浦和実高-平成国際大-JR東日本東北
×西川純司:八幡商高-三重中京大
内野手 ◎中村剛也:大阪桐蔭高
外野手 ◎栗山巧:育英高
【オリックスバッファローズ】
投手 ◎平野佳寿:鳥羽高-京都産業大 ×近藤一樹:日大三高
▼鴨志田貴司:水戸短大付高-巨人 ●金子千尋:長野商高-トヨタ
【阪神タイガース】
投手 ▼金村大裕;上宮高-大阪商 ▼岩田稔:大阪桐蔭高-関西大
捕手 ×岡崎太一:智弁学園高-松下電器
外野手 ●桜井広大:PL学園高
【中日ドラゴンズ】
投手 ▼佐藤亮太:長野日大-国学大 ▼高橋聡文;富岡一高
▼清水昭信:三重高-名城大
捕手 ▲前田章宏:中京大中京
内野手 ●新井良太:広陵高-駒大
【横浜ベイスターズ】
投手 ▲秦裕二:智弁学園高 ×岡本直也:岡山理大付高
◎寺原隼人:日南学園高-ソフトバンク
○小林太志:富岡高-立大-JR東日本
捕手 ×斉藤俊雄:豊田大谷高-三菱自動車岡崎
内野手 ▼内藤雄太:横浜商工高-八戸大 ●野中信吾:神埼高-日ハム
【東京ヤクルトスワローズ】
投手 ▼高木啓充:宇和島東高-大阪体育大
×上原厚治郎:興南高-沖縄電力
○岡本秀寛:鳴門一高-JFE西日本
内野手 ▼武内晋一:智弁和歌山-早大 ×梶本勇介:専大北上高
◎飯原誉士:小山高-白鴎大
○鬼崎裕司:佐賀工高-関東学院大-富士重工
◎川島慶三:佐世保実高-九州国際大-日ハム
【読売巨人軍】
投手 ●野間口貴彦:関西創価高-シダックス ◎林昌範:市船橋高
▲福田聡志:伊都高-東北福祉大 ▼越智大祐:新田高-早大
▲山口鉄也:横浜商高-米マイナー ●真田裕貴:姫路工高
●会田有志:佐野日大-中大 ▲深田拓也:静岡高-中京大
×深沢和帆:駿台甲府高-山梨球友-四国IL
内野手 ▼寺内崇幸:栃木工高-JR東日本
外野手 ×梅田浩:松山商高-創価大
【広島東洋カープ】
投手 ◎大竹寛:浦和学院高 ▼大島崇行;山梨学院大付高
捕手 ▼山本翔:東筑高
内野手 ▼山本芳彦:和歌山工高
外野手 ▲天谷宗一郎:福井商高
【既に解雇された主な選手】
内田(西武)・千葉(横浜)・都築(中日)
この世代は総勢69名と多い。また主戦力で活躍する選手は多くはないが、一軍レベルで活躍する選手はやはり多い。その中の選手はほとんど来季、レギュラー獲りが期待されている選手だといえる。
飯原(ヤクルト)は背番号も若くなり、空いたままのサードを埋める活躍が期待される。桜井(阪神)は若返りが急務なチームの中で4番を狙う。青山(・朝井楽天)は田中・岩隈に続くローテーションを確立したい。ここに昨年後半から頭角を現した金子(オリックス)。兄と同じDNAを持つ新井(中日)。石井の後釜が期待される野中(横浜)などがどれだけ存在感をあらわせるか期待。
また、巨人には中継ぎを支える選手がずらり。林を筆頭に、実績を持つ真田。昨年より活躍した山口・会田がいる。そしてルーキーイヤー孤軍奮闘した福田。彼らの活躍次第で巨人の連覇が決まるかもしれない。
ただやはり気になるのが中途半端感。
先に挙げた、今江・大竹・平野・八木らに加え、人気のある中村(西武)が大きな存在感を見せて欲しい。
特に大竹はエース黒田が抜けた穴を埋めるのが、至上命題だ。一人で埋められるような穴ではないが、最低でも12勝、貯金5をやり遂げて欲しい。
実力が均衡しているのがこの世代の特徴。
このままチームのスパーサブ世代にならないことを祈るばかり。
【アマチュア時代に同じチームでプレイしていた選手たち】
PL学園高 :今江(ロッテ)・小斉(ソフトバンク)・朝井(楽天)・桜井(阪神)
日南学園高 :寺原(横浜)・井出(ソフトバンク)
大阪桐蔭高 :中村(西武)・岩田(阪神)
智弁学園高 :秦(横浜)・岡崎(阪神)
創価大 :八木・高口(日ハム)・梅田(巨人)
東北福祉大 :松崎・井野(楽天)・福田(巨人)
八戸大 :青山(楽天)・内藤(横浜)
早大 :武内(ヤクルト)・越智(巨人)
JR東日本 :寺内(巨人)・小林(横浜)
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