ある日わたしは | お宝映画・番組私的見聞録

ある日わたしは

今回も日活制作のテレビ映画から「ある日わたしは」(67年)を取り上げる。5年ほど前に、等ブログでも未見状態で取り上げたことがあるのだが、今回第1話のみではあるが見ることができた。
まずタイトルからだが、以前ここで取り上げた際には「ある日私は」と漢字にしていたのだが、「わたし」は平仮名が正解であった。で、今回CSで放送された5本のドラマの中で本作のみカラーであった。番組スタート時に<カラー>と大きく表示されるのが懐かしい。
一つ残念だったのは、OPがノンクレジットであったこと。スタッフ・キャストのネガ原版が不明であるとのことで、主演である松原智恵子のイメージビデオ状態になっていた。そのバックに流れるのがジャッキー吉川とブルーコメッツの歌う主題歌である。原曲はレコード化、CD化されていないようなので、唯一原曲が聴ける貴重な映像ということなる。
ノンクレジットではあったが、大体顔を見ればわかってしまうという豪華なキャストである。
松原智恵子の両親役が佐野周二と高峰三枝子、妹がジュディ・オング、もう1人小学生の妹がいるが、これは「河童の三平」などでお馴染みの松井八知栄である。
第1話の舞台は石川県の山代温泉で、ここが松原の故郷という設定で女子大生の彼女は帰省中。実家として現在も営業中のホテル百万石が使われている。この厨房の板前として登場するのが三遊亭小円遊(当時は金遊)である。彼が亡くなってもう30年以上経っているというのが意外な気がする。
同郷である川口恒とはBF的な関係だが、彼に気がありそうなのが茅島成美。「金八先生」の同僚・国井先生のイメージが強くて、若き日の姿をみても直ぐにはわからないかもしれない。
強引についてきたジュディと東京へ戻る電車の中で出会う無礼な男が和田浩治。実は彼女たちが下宿する隣家の次男坊で、そんな偶然ドラマ以外にはありえないという形で再会することになる。
で、その隣家の顔ぶれだが、父親が大坂志郎で、長男が早川保、次男が和田で、三男が松山省二、そしてもう1人中学生くらいの四男がいるが、これは誰だかわからない。つまり、男ばかりの一家である。
1話には登場していないが、後に梶芽衣子(当時太田雅子)や川地民夫、津川雅彦も登場する。
カラーであることや出演者の顔ぶれをみても、力の入った番組だったと思われる。