末は博士か大臣か
前項で、少し話題にした「君も出世ができる」だが、今回はその話題ではなく、その主演はフランキー堺。日活と東宝で活躍したイメージが強いのだが、少しだが大映作品にも出演している。
で、その(おそらく)初の大映出演作となったのが「末は博士か大臣か」(63年)である。内容は簡単に言えば、文豪・菊池寛の伝記である。
そんなわけなので、実在の人物も結構登場するようである。もちろん主役の菊池寛がフランキー堺(東宝)で、芥川龍之介は仲谷昇、夏目漱石は北原義郎、久米正雄は早川雄三、小島政二郎は石黒三郎、千葉亀雄は高松 英郎。作家ばかりではなく市川猿之助は根上淳、大谷竹次郎(松竹の創始者)は見明凡太郎、そして綾部健太郎(池田内閣時の郵政大臣)は船越英二。この綾部と菊池の友情を中心に話は描かれているようである。他にも藤村志保、倉石功、渚まゆみ、轟夕起子といったところが顔を見せている。
ところで、菊池寛は大映の初代社長だったことをご存知だろうか。はっきり言えば担ぎ出されたようなものだったらしいが、公職追放により三年ほどで辞任している。そして専務だった永田雅一が社長に就任、そして専務にやはり作家だった川口松太郎を迎えたのである。本作の潤色も川口が担当している。
菊池はこの辞職から二年後(48年)に亡くなっている。余談だが、「小森のおばちゃま」こと小森和子は菊池の愛人の一人であったそうだ。
で、その(おそらく)初の大映出演作となったのが「末は博士か大臣か」(63年)である。内容は簡単に言えば、文豪・菊池寛の伝記である。
そんなわけなので、実在の人物も結構登場するようである。もちろん主役の菊池寛がフランキー堺(東宝)で、芥川龍之介は仲谷昇、夏目漱石は北原義郎、久米正雄は早川雄三、小島政二郎は石黒三郎、千葉亀雄は高松 英郎。作家ばかりではなく市川猿之助は根上淳、大谷竹次郎(松竹の創始者)は見明凡太郎、そして綾部健太郎(池田内閣時の郵政大臣)は船越英二。この綾部と菊池の友情を中心に話は描かれているようである。他にも藤村志保、倉石功、渚まゆみ、轟夕起子といったところが顔を見せている。
ところで、菊池寛は大映の初代社長だったことをご存知だろうか。はっきり言えば担ぎ出されたようなものだったらしいが、公職追放により三年ほどで辞任している。そして専務だった永田雅一が社長に就任、そして専務にやはり作家だった川口松太郎を迎えたのである。本作の潤色も川口が担当している。
菊池はこの辞職から二年後(48年)に亡くなっている。余談だが、「小森のおばちゃま」こと小森和子は菊池の愛人の一人であったそうだ。