銭形平次(67年映画版)
また名和宏から辿っていくと「銭形平次」(67年)が目についた。映画で銭形平次といえば、長谷川一夫主演のシリーズが有名で、テレビで銭形平次といえば、もちろん大川橋蔵ということになろうが、これは唯一大川橋蔵主演の映画版の平次なのである。というより、橋蔵主演のテレビシリーズは66年にスタートしていたので、テレビシリーズの映画化といったほうがよいかもしれない。
ちなみに、映画公開当時のテレビシリーズレギュラー陣だが、平次:大川橋蔵、八五郎:林家珍平、万七:遠藤太津朗(当時は辰雄)、清吉:池信一は一般のイメージどおりだと思うのだが、平次の女房・お静は八千草薫である。一般的には香山美子だと思うが、彼女は5年目からの登場で、当初の三年は八千草、二代目は鈴木紀子が一年だけ演じている。実は八五郎も最初の一年は佐々十郎、万七は藤尾純が演じていた。
あと与力の笹野新三郎はこの67年当時は黒川弥太郎が演じているが、スタート時は神田隆、翌68年は根上淳が演じている。しかし7~8年後に再び黒川が笹野を演じている。
さて、映画版の話だが、大川以外でテレビシリーズからそのままの役で出演しいているのは遠藤と池のコンビだけである。お弓役でレギュラーだった鈴村由美も映画版には違う役で出演している。
で、映画版のお静は水野久美、八五郎は大辻伺郎、笹野は大友柳太朗が演じている。東宝育ちの水野はこれが初の東映出演のようである。他の出演者は小池朝雄、小畠絹子、三島ゆり子、河野秋武、小池の乾分役で川谷拓三や福本清三などが顔を出している。名和宏は与力の役で、今回悪役の小池を斬ったりするようだが、正義役なのか実は悪役なのかよくわからん。そして、お馴染みの主題歌を歌う舟木一夫も平次を助太刀する若侍の役で登場する。銭形平次の誕生秘話が描かれているらしい。
ちなみに、映画公開当時のテレビシリーズレギュラー陣だが、平次:大川橋蔵、八五郎:林家珍平、万七:遠藤太津朗(当時は辰雄)、清吉:池信一は一般のイメージどおりだと思うのだが、平次の女房・お静は八千草薫である。一般的には香山美子だと思うが、彼女は5年目からの登場で、当初の三年は八千草、二代目は鈴木紀子が一年だけ演じている。実は八五郎も最初の一年は佐々十郎、万七は藤尾純が演じていた。
あと与力の笹野新三郎はこの67年当時は黒川弥太郎が演じているが、スタート時は神田隆、翌68年は根上淳が演じている。しかし7~8年後に再び黒川が笹野を演じている。
さて、映画版の話だが、大川以外でテレビシリーズからそのままの役で出演しいているのは遠藤と池のコンビだけである。お弓役でレギュラーだった鈴村由美も映画版には違う役で出演している。
で、映画版のお静は水野久美、八五郎は大辻伺郎、笹野は大友柳太朗が演じている。東宝育ちの水野はこれが初の東映出演のようである。他の出演者は小池朝雄、小畠絹子、三島ゆり子、河野秋武、小池の乾分役で川谷拓三や福本清三などが顔を出している。名和宏は与力の役で、今回悪役の小池を斬ったりするようだが、正義役なのか実は悪役なのかよくわからん。そして、お馴染みの主題歌を歌う舟木一夫も平次を助太刀する若侍の役で登場する。銭形平次の誕生秘話が描かれているらしい。