華やかな女豹 | お宝映画・番組私的見聞録

華やかな女豹

続けて日活映画だが、69年の大晦日から公開されているのが「華やかな女豹」である。
主演が浅丘ルリ子で、共演が松原智恵子、二谷英明という日活スターも顔を揃えてはいるが、他は松竹出身の川津祐介、東映出身の河原崎長一郎、大映出身の大辻伺郎と、あまり日活作品に馴染みのないメンバーも多い。川津、河原崎は三作目くらい、大辻は初の日活出演のようである。この頃は他社の映画に出演したり、フリーになったりするということも珍しくなくなっていた。加えて、冨士真奈美、川口恒、鹿内孝(当時タカシ)など。鹿内は歌手兼役者であったが、当時は映画出演はそれほど多くはなく、これが6作目くらいで、日活は初出演であった。歌手といえば、この作品にも弘田三枝子、ピーター、黛ジュンが顔を出している。
ピーターは、当時17歳でデビューしたばかりであった。そのデビュー曲「夜と朝のあいだに」が大ヒットし、本作でも披露している。ピーターは当時から自分はオカマではないと主張し、美輪明宏やカルーセル麻紀と同類にされるのを嫌っていた。黛ジュンは前年に「天使の誘惑」が大ヒットしており、本作では「土曜の夜に何かが起こる」という曲を披露している。弘田三枝子も、この年「人形の家」が大ヒット。前の二人は歌っているだけだが、弘田はスナックのママという役柄である(当時22歳)。
しかし本作で歌手以上に歌を披露しているのが、主役の浅丘ルリ子である。元々自分の映画で主題歌を歌うことが多かったのだが、本作でも主題歌「別れましょう」の他二曲が流れる。ちなみに、この年に出したシングル「愛の化石」はオリコンで二位になっている。


さて、二日に一度のペースで更新している等ブログだが、都合により次回以降更新ペースが減ることになりそうである。三日に一度か週二回くらいになると思う。ご了承願いたい。