プレイガールQ その3 | お宝映画・番組私的見聞録

プレイガールQ その3

「プレイガールQ」その3回目である。
「Q」の残りのメンバーだが、顔を見ても(私が)わからないメンバーは次のように呼ばれていた。「トモコ」「チエ」「ミサ」「ララ」である。調べてみると一人を除いて、案外簡単に特定できた。
「トモコ」=藍とも子。当時22歳で、デビューは「ウルトラマンレオ」でMACの松木隊員役。円盤生物にやられてしまった隊員の一人である。映画「メカゴジラの逆襲」(75年)ではヒロイン役である。とまあセクシー系の人ではなかったのだが、何故か「Q」に出演。前作のひし美ゆり子もそうだったが、特撮系の番組の出ていた女優はセクシー系に流れることが多い。現在でもその流れはあると思う。この77年に「Q」にゲスト出演した峰岸徹と結婚している(のちに離婚)。
「チエ」=小林千枝。東映ニューフェース12期生で、宮内洋や片山由美子が同期である。前作の「プレイガール」にも数回出演していた。不良番長シリーズや「色情トルコ日記」とか東映のピンク系映画に数多く出演している。名前は認識していたが、顔はよく知らなかったのである。
「ミサ」=大原美佐。大柄でグラマー。「怪猫トルコ風呂」(75年)という映画の主役であり、志穂美悦子主演の「若い貴族たち13階段のマキ」では準主役である。しかし、映画はこれ二本だけらしく、テレビ出演も本作以外に見当たらないので、詳しいことは不明である。未確認情報では、彼女が上原美佐と改名し「破れ傘刀舟悪人狩り」に出演したという話がある。時期的には一致するのだが、どうなのだろうか。ちなみに、上原美佐という女優は三人存在する。
「ララ」に関しては正直わからなかった。大柄なメンバーたちの中では背は低い方で、見た目では20代半ばくらいだろうか。人気にはならないタイプに見える。
そしてもう一人、誰もが知ってる五月みどり。最終話では、冒頭とラストだけ顔をみせ、メンバーなのかわからなかったが、EDにも映っていたので彼女も一員だったようである。沢たまきの2歳下で、前作の八代万智子的ポジションだろうか。
結局は、ほとんどのメンバーが沢に呼ばれるか中村晃子について行くかで、日本を旅立つことになる。残った(残された)のは五月みどりと年少メンバーの藍とも子、ミミ、森田日記の四人だけであった。
「プレイガール」のCSでの放送が中断して長いが、「Q」の方も放送してほしいものである。