新黄金孔雀城 七人の騎士 その2
前回の続きである。「新黄金孔雀城 七人の騎士」(61年)は三部構成で二部、三部の冒頭には前回までのあらすじ(ナレーション)が入り、そこでは「七人の騎士が集結した」と言っているのだが、それはウソである。六人(里見浩太郎、山城新伍、沢村訥升、河原崎長一郎、山波新太郎、国一太郎)しか集まっておらず、七人目は登場すらしていないのだ。
完結編の半ばになって、やっとその七人目は登場する。何故か地底に国があり、そこの王子?である。牧口徹って、前々項の「新諸国物語 黄金孔雀城」に名前があったが、聞いたことないなと思っていたのだが、一目見てすぐわかった。「仮面の忍者赤影」こと坂口祐三郎だ。後に坂口徹郎、坂口徹と芸名を変えたのは知っていたが、デビュー時は牧口徹だったのである。彼の著書「赤影参上」という本をよく読むとデビュー作は「新諸国物語 黄金孔雀城」だとちゃんと書かかれていたが、牧口徹という芸名のことは書かれていなかった。
坂口は東映ニューフェース8期生だが、合格したのは7期生のオーディションだったという。高2だったので、先延ばしにしてもらったのである(7期生に男性はいない)。東映入社がこの61年なので、本作はデビュー2作目で当時まだ19歳であった。
七人揃ったといっても、特に彼(焔丸)は何もしていない。地底から地上に這い上がってきただけである。直後に火山が噴火し悪党一味(戸上城太郎、吉田義夫、楠本健二、尾上鯉之助など)は戦うことなく全滅してしまい、めでたしめでたしという結末。「里見八犬傳」では八犬士の一人だった尾上鯉之助はすっかり悪役になり、大里健太郎はどこに出ているかよくわからない「侍」としてクレジットされていた。
騎士と行動を共にする女性陣は三原有美子、三沢あけみ、水原みゆき。三原は東映ニューフェース5期生、三沢は後に歌手として有名になるが東映ニューフェース7期生出身である。
ところで本作は、60分弱で三~四部構成となる東映少年向け時代劇の最後となった作品のようである。
完結編の半ばになって、やっとその七人目は登場する。何故か地底に国があり、そこの王子?である。牧口徹って、前々項の「新諸国物語 黄金孔雀城」に名前があったが、聞いたことないなと思っていたのだが、一目見てすぐわかった。「仮面の忍者赤影」こと坂口祐三郎だ。後に坂口徹郎、坂口徹と芸名を変えたのは知っていたが、デビュー時は牧口徹だったのである。彼の著書「赤影参上」という本をよく読むとデビュー作は「新諸国物語 黄金孔雀城」だとちゃんと書かかれていたが、牧口徹という芸名のことは書かれていなかった。
坂口は東映ニューフェース8期生だが、合格したのは7期生のオーディションだったという。高2だったので、先延ばしにしてもらったのである(7期生に男性はいない)。東映入社がこの61年なので、本作はデビュー2作目で当時まだ19歳であった。
七人揃ったといっても、特に彼(焔丸)は何もしていない。地底から地上に這い上がってきただけである。直後に火山が噴火し悪党一味(戸上城太郎、吉田義夫、楠本健二、尾上鯉之助など)は戦うことなく全滅してしまい、めでたしめでたしという結末。「里見八犬傳」では八犬士の一人だった尾上鯉之助はすっかり悪役になり、大里健太郎はどこに出ているかよくわからない「侍」としてクレジットされていた。
騎士と行動を共にする女性陣は三原有美子、三沢あけみ、水原みゆき。三原は東映ニューフェース5期生、三沢は後に歌手として有名になるが東映ニューフェース7期生出身である。
ところで本作は、60分弱で三~四部構成となる東映少年向け時代劇の最後となった作品のようである。