ガンスモーク | お宝映画・番組私的見聞録

ガンスモーク

前項で「ボナンザ」を取り上げたと思ったら、長男役だったパーネル・ロバーツが死亡したというニュースが入ってきた。81歳だったそうである。とりあえず合掌。
で、その「ボナンザ」以上、つまり米国で最も長く放送されていた西部劇が「ガンスモーク」である。その放送期間は55年~75年の20シーズンに渡っている。
その主役の保安官マット・ディロンを演じるのが2メートル近い大男ジェームス・アーネスで、20シーズン同じ役を演じ続けた。ちなみにアーネスの実弟は「スパイ大作戦」で知られるピーター・グレイブスである。同じく20シーズンに渡り出演したドクター役がミルバーン・ストーン、ラストの1シーズンを除く19シーズンに出演したのが酒場の女主人キティ役のアマンダ・ブレイクである。そして、初期のレギュラーである保安官助手のチェスター役に後に「激突」や「警部マクロード」で有名になるデニス・ウィーバーが扮していた。放送時間は当初30分番組だったのが60分になった。やがて90分になり60分に戻ったという。
日本では59年から放送が開始され、ディロン役を日本育ちのトルコ人ロイ・ジェームス、ドクター役を千葉順二、キティ役を来宮良子、チェスター役を「トムとジェリー」のトム役で知られる八代駿が声をあてていた。しかし、デニス・ウィーバーといえば「激突」での穂積隆信か「警部マクロード」の宍戸錠のイメージが強く、いくら若い頃とはいえ八代駿のウィーバーは想像しにくい。
この番組の出演者でやはり後に有名になった役者にはバート・レイノルズがいる。62~65年にかけて鍛冶屋の役で出演しているたのである。
ところで、マット・ディロンという俳優がいるが、当然この番組にあやかったものかと思いきや、ほとんど本名なのである。姓はそのままディロンで、名は正確にはMatthewなのを略してMattなのだった。日本でいえば「湘南爆走族」の江口洋助役でデビューした江口洋介(キャラの名を貰ったわけではなく本名である)みたいなものだろうか。