マイティジャック その2 | お宝映画・番組私的見聞録

マイティジャック その2

順番が逆になったが、「戦え!マイティジャック」とくれば、「マイティジャック」(68年)である。
これも以前取り上げているのだが、こっちもレンタルで全部見直してたので、改めて。といっても、初見のエピソードも結構あったのだが。
主演は日活スター・二谷英明(当時38歳)、東映スター・南廣(40歳)、新東宝スター・久保菜穂子(36歳)の三人を主軸に、天本英世(42歳)、春日章良(47歳)、福岡正剛(39歳)とまあ、大人向け特撮を目指したというだけあって、出演者たちは年齢も高いし、なんというか渋い。他に二瓶正也、池田和歌子、井上紀明、田中清隆、大屋満と総勢11人のレギュラーだが、はっきり言って多すぎ。
わずか1クールのドラマながら、全員が揃ったのは第1話のみで、主役の二谷でさえ4話ほど欠席している。久保も10話でフェードアウト。13話フル出場は池田和歌子のみである。
最も影の薄い田中と大屋が11話で殉職ということになるが、この回の大屋はずっと後ろ姿のみでセリフもなし。要するに本人は出演してないのだろう(名前はクレジットされ、2~3秒顔が映るシーンもあるが)。代わりに登場したのが睦五郎(当時34歳)と真理アンヌだ。睦は3回だけとはいえ、それなりに目だっていたが、真理アンヌは12話は顔見せ程度で、13話は出演せず。何のために出てきたのか不明であった。
OPは3話までインストゥルメンタルだが、これは歌入れが遅れたのか、そのつもりがなかったのかは不明だ。ちなみに4話と6話は何故か二番が使われている。アニメ「鉄腕アトム」のOPも最初は歌がなかったようだが、これは間に合わなかったということのようだ。
ウルトラシリーズではお馴染みの隊員服にヘルメット姿が途中から見られなくなるのは、二谷の要請によるものだという。要するに嫌がったのである。それで、戦闘中でも青い背広姿でいるようになったのだが、スターの力(わがまま)を見せ付けた感じである。
番組が長続きしなかったのは、低視聴率だったのが第一だろうが、こういった裏も一因となっていると思われる。