江戸川乱歩の陰獣
さて「盲獣」ときたら当然のように「陰獣」である。ただし、映画のタイトルは「江戸川乱歩の陰獣」(77年)である。これは、そう昔のことでもないので(といっても30年過ぎているが)、公開当時けっこう話題になっていたのは覚えている。中学生だか高校生だった自分は、つられて文庫本を買った記憶はあるのだが、内容はまったく覚えていないので、途中で挫折したのかもしれない。盲獣があんな感じなので、陰獣も当然倒錯したエログロな世界をイメージしてしまうのだが、本格的推理物としての傑作という評判のようだ。
映画のほうも結局見たわけではないので、誰が出てたかも忘れていた。主役の作家にあおい輝彦、そして香山美子、若山富三郎、仲谷昇、野際陽子、中山仁、倍賞美津子、加賀まりこ、川津祐介、田口久美、尾藤イサオ、そして大友柳太朗という中々豪華なメンバーである。時代劇以外での大友柳太朗なんぞ見たことがない。しかも殺される役だし。
香山美子といえば、やはり「銭形平次」のイメージだが、本作では大友柳太朗の妻、妖しい夫人を演じている。仲谷昇と野際陽子の「キイハンター」コンビも夫婦役である。あおい輝彦と尾藤イサオといえば、やはり「あしたのジョー」を思い出してしまう。
当時ヒットしたかどうかは忘れたが、決して評判は悪くないようである。しかし本作は意外なことにDVDは発売されていない。と思ったら今月の末に発売されるという情報を見つけた。そのうちレンタルもされるだろうから、簡単に見れるようになるだろう。いいタイミングで宣伝してしまったようだ。
映画のほうも結局見たわけではないので、誰が出てたかも忘れていた。主役の作家にあおい輝彦、そして香山美子、若山富三郎、仲谷昇、野際陽子、中山仁、倍賞美津子、加賀まりこ、川津祐介、田口久美、尾藤イサオ、そして大友柳太朗という中々豪華なメンバーである。時代劇以外での大友柳太朗なんぞ見たことがない。しかも殺される役だし。
香山美子といえば、やはり「銭形平次」のイメージだが、本作では大友柳太朗の妻、妖しい夫人を演じている。仲谷昇と野際陽子の「キイハンター」コンビも夫婦役である。あおい輝彦と尾藤イサオといえば、やはり「あしたのジョー」を思い出してしまう。
当時ヒットしたかどうかは忘れたが、決して評判は悪くないようである。しかし本作は意外なことにDVDは発売されていない。と思ったら今月の末に発売されるという情報を見つけた。そのうちレンタルもされるだろうから、簡単に見れるようになるだろう。いいタイミングで宣伝してしまったようだ。