吾輩は猫である
もう一つ夏目漱石もので、ポピュラーな「吾輩は猫である」の映像化作品を調べてみたが、意外と少ない。主人公は猫だといっても、猫を映してナレーションやセリフを入れればよいと思うので、そんなに難しいことではないと思うのだが。
まずはテレビ版。58年のNTV版は全5回の連続物となっている。
出演は斎藤達雄、三宅邦子、稲葉義男、舟橋元、藤村有弘など。ナレーションは徳川夢声で、おそらく猫の声を担当していると思われる。
63年のNHK版は単発ドラマで「坊っちゃん」でもあったが、元旦に放送されている。
出演者を見ると東宝の役者がほとんどである。森繁久弥、淡路恵子、三木のり平、有島一郎、沢村貞子、八波むと志、多々良純などで、一瞬、「社長シリーズ」かと思ってしまう。猫の声を担当するのは渥美清で、もちろん「寅さんシリーズ」の前である。
82年にフジテレビで放映されたのはアニメである。
向井真理子(マリリン・モンロー)、雨森雅司(バカボンのパパ)、増山江威子(バカボンのママ)、柴田秀勝(ミスターX)、野沢那智(アラン・ドロン)、藤田淑子(一休さん)といった声優陣に加えて坂上二郎、なべおさみ、財津一郎、郷ひろみなどが、声優として参加している。ちなみに猫の声を演じたのは山口良一(イモ欽トリオ)である。
映画の方は二本だけで、36年のP.C.L版は出演が丸山定夫、徳川夢声、英百合子、藤原釜足、清川虹子、宇留木浩などで、前々項で触れた「坊つちゃん」とほぼ同じ面々である。こちらで徳川夢声は猫の声ではない。無声映画なので。
次は一気に40年とび、75年。市川崑監督の作品である。出演は仲代達矢、伊丹十三、篠田三郎、島田陽子、篠ひろ子(当時ヒロコ)、岡田茉莉子などである。猫の声は小倉一郎が担当している。
こうしてみると猫の声は意外と地味な人が担当しているなと思う。渥美清も当時はそれほど大きな人気を得ていたわけではなかったはずである。今だったら、その時点で人気の芸人あたりを使いそうな気がする。
まずはテレビ版。58年のNTV版は全5回の連続物となっている。
出演は斎藤達雄、三宅邦子、稲葉義男、舟橋元、藤村有弘など。ナレーションは徳川夢声で、おそらく猫の声を担当していると思われる。
63年のNHK版は単発ドラマで「坊っちゃん」でもあったが、元旦に放送されている。
出演者を見ると東宝の役者がほとんどである。森繁久弥、淡路恵子、三木のり平、有島一郎、沢村貞子、八波むと志、多々良純などで、一瞬、「社長シリーズ」かと思ってしまう。猫の声を担当するのは渥美清で、もちろん「寅さんシリーズ」の前である。
82年にフジテレビで放映されたのはアニメである。
向井真理子(マリリン・モンロー)、雨森雅司(バカボンのパパ)、増山江威子(バカボンのママ)、柴田秀勝(ミスターX)、野沢那智(アラン・ドロン)、藤田淑子(一休さん)といった声優陣に加えて坂上二郎、なべおさみ、財津一郎、郷ひろみなどが、声優として参加している。ちなみに猫の声を演じたのは山口良一(イモ欽トリオ)である。
映画の方は二本だけで、36年のP.C.L版は出演が丸山定夫、徳川夢声、英百合子、藤原釜足、清川虹子、宇留木浩などで、前々項で触れた「坊つちゃん」とほぼ同じ面々である。こちらで徳川夢声は猫の声ではない。無声映画なので。
次は一気に40年とび、75年。市川崑監督の作品である。出演は仲代達矢、伊丹十三、篠田三郎、島田陽子、篠ひろ子(当時ヒロコ)、岡田茉莉子などである。猫の声は小倉一郎が担当している。
こうしてみると猫の声は意外と地味な人が担当しているなと思う。渥美清も当時はそれほど大きな人気を得ていたわけではなかったはずである。今だったら、その時点で人気の芸人あたりを使いそうな気がする。