異母兄弟
前々項でちょっと触れたが、南原宏治が東映を離れるきっかけとなった映画が「異母兄弟」(57年)という作品である。大手五社ではない独立系の独立映画(ややこしいな)というところの作品である。
これは南原と東映との再契約が成立してない状態、つまり非専属状態での出演であった。本作が松竹系で封切られる直前、東映が五社協定をたてに横槍をいれ、上映中止問題にまで発展している。これを機に南原は松竹に移籍することになったのであった。
タイトルからして、自分はまず見ないであろうホームドラマ的な内容を想像したが、若干違うようである。三國連太郎演じる陸軍大尉は妻(豊島八重子)との間に二児(西田昭市、近藤宏)を儲けたが、やがて女中(田中絹代)に手を出し身ごもらせる。やがて妻は死亡し、世間体もあり田中絹代を後妻にする。この間に出来た子どもが南原宏治と中村賀津雄である。三國は田中絹代を相変わらず女中扱いし、病弱な中村賀津雄のことを虐げた。そんな中村は新しい女中(高千穂ひづる)と恋仲になるが、三國に感づかれ勘当されてしまう。終戦を迎えたが、三人の息子は戦死し、三國は酒びたりの日々。そこに行方不明だった中村が姿を現し…、というようなストーリーである。
三國がどうしようみない軍人オヤジを演じているが、実は当時まだ34歳である。息子役の南原は30歳、西田は29歳、近藤にいたっては32歳とほとんど同年代だったのである。ちなみに田中絹代は47歳であった。似てない兄弟を演じている近藤宏や南原宏治、中村賀津雄はその後も映画やテレビで活躍していたが、西田昭市については知らない人も多いのではないだろうか。普通にドラマとかにも出ていたようなのだが、私もその顔はわからない。アニメ「侍ジャイアンツ」で川上監督の声をやっていた人という認識しかなかったりするので、声優としてのイメージが強い(アニメはほとんどやっていないようだが)。
意外といっては何だが、本作はDVD化されていたりする。自分は存在すら知らなかったが、評価の高い作品なのであろうか。
これは南原と東映との再契約が成立してない状態、つまり非専属状態での出演であった。本作が松竹系で封切られる直前、東映が五社協定をたてに横槍をいれ、上映中止問題にまで発展している。これを機に南原は松竹に移籍することになったのであった。
タイトルからして、自分はまず見ないであろうホームドラマ的な内容を想像したが、若干違うようである。三國連太郎演じる陸軍大尉は妻(豊島八重子)との間に二児(西田昭市、近藤宏)を儲けたが、やがて女中(田中絹代)に手を出し身ごもらせる。やがて妻は死亡し、世間体もあり田中絹代を後妻にする。この間に出来た子どもが南原宏治と中村賀津雄である。三國は田中絹代を相変わらず女中扱いし、病弱な中村賀津雄のことを虐げた。そんな中村は新しい女中(高千穂ひづる)と恋仲になるが、三國に感づかれ勘当されてしまう。終戦を迎えたが、三人の息子は戦死し、三國は酒びたりの日々。そこに行方不明だった中村が姿を現し…、というようなストーリーである。
三國がどうしようみない軍人オヤジを演じているが、実は当時まだ34歳である。息子役の南原は30歳、西田は29歳、近藤にいたっては32歳とほとんど同年代だったのである。ちなみに田中絹代は47歳であった。似てない兄弟を演じている近藤宏や南原宏治、中村賀津雄はその後も映画やテレビで活躍していたが、西田昭市については知らない人も多いのではないだろうか。普通にドラマとかにも出ていたようなのだが、私もその顔はわからない。アニメ「侍ジャイアンツ」で川上監督の声をやっていた人という認識しかなかったりするので、声優としてのイメージが強い(アニメはほとんどやっていないようだが)。
意外といっては何だが、本作はDVD化されていたりする。自分は存在すら知らなかったが、評価の高い作品なのであろうか。