ある勇気の記録
前項からの流れでいくと、やはり「ある勇気の記録」(66年)についても触れねばなるまい。これは広島で勃発していた暴力団抗争に対して、中国新聞が「暴力団追放キャンペーン」と銘打ち、暴力団に立ち向かった事実を元にしたドキュメンタリードラマである。
広島の暴力団抗争と聞いてピンと来た人もいるかもしれないが、これはあの「仁義なき戦い」を記者の視点から見たドラマでなのである。もっとも自分はヤクザ映画の類は全く見ないので、このドラマが「仁義なき戦い」と繋がりがあるとは全然知らなかった。それどころか「仁義なき戦い」が事実を元にしていることさえ知らなかったのである。
出演は前項にも書いたとおり「事件記者」のメンバーであった滝田裕介、永井智雄、山田吾一、高城淳一、近藤洋介、前田昌明、綾川香、藤岡重慶など。彼らは本作でも恐らく記者役であろう(藤岡は「事件記者」では刑事役)。他には高松英郎、伊沢一郎、井上昭文などで、暴力団幹部っぽいのが南原宏治に植村謙二郎、多分団員だろうと思われるのが室田日出男、伊達弘、菅原壮男、山田甲一といったところである。
本作は実際に広島での現地ロケを敢行している。やはりスタッフも出演者も怖かったようだが、野次が飛んだくらいで大きなトラブルはなかったようだ。放映に先がけで行われた試写会には70人の暴力団員が見にきたらしいが、「わしの目の黒いうちは何の妨害もせん」と組長が言ったという。「仁義なき戦い」はこの七年後に映画化されているが、どちらも東映の制作である。
ところで、本作とフジテレビの「事件記者」に二グループに分かれた旧「事件記者」のメンバーだが、その対立した経緯から以後、交流することはなかったという。
広島の暴力団抗争と聞いてピンと来た人もいるかもしれないが、これはあの「仁義なき戦い」を記者の視点から見たドラマでなのである。もっとも自分はヤクザ映画の類は全く見ないので、このドラマが「仁義なき戦い」と繋がりがあるとは全然知らなかった。それどころか「仁義なき戦い」が事実を元にしていることさえ知らなかったのである。
出演は前項にも書いたとおり「事件記者」のメンバーであった滝田裕介、永井智雄、山田吾一、高城淳一、近藤洋介、前田昌明、綾川香、藤岡重慶など。彼らは本作でも恐らく記者役であろう(藤岡は「事件記者」では刑事役)。他には高松英郎、伊沢一郎、井上昭文などで、暴力団幹部っぽいのが南原宏治に植村謙二郎、多分団員だろうと思われるのが室田日出男、伊達弘、菅原壮男、山田甲一といったところである。
本作は実際に広島での現地ロケを敢行している。やはりスタッフも出演者も怖かったようだが、野次が飛んだくらいで大きなトラブルはなかったようだ。放映に先がけで行われた試写会には70人の暴力団員が見にきたらしいが、「わしの目の黒いうちは何の妨害もせん」と組長が言ったという。「仁義なき戦い」はこの七年後に映画化されているが、どちらも東映の制作である。
ところで、本作とフジテレビの「事件記者」に二グループに分かれた旧「事件記者」のメンバーだが、その対立した経緯から以後、交流することはなかったという。