サンダーマスク その2 | お宝映画・番組私的見聞録

サンダーマスク その2

ネットの動画サイトなどでは、思わぬ映像を見ることができたりする。ちょっと前の話にだが、某有名動画サイトにあの「サンダーマスク」(72年)が数話アップされていたのである(現在は削除されている…はず)。何故封印作品となってしまったかは以前書いたので、ここでは省略。裏ビデオなみに映像の悪い回もあるが、最終回は割合良好な映像であった。正式なDVDとかが発売される見込みは当分なさそうだし、とにかく運よく見ることができた。円谷あたりには敵わないと思うが特撮などはまあ普通に見れるレベルではないだろうか。ちなみに第一話の監督は本多猪四郎である。音楽の中村二大というのはギャグではなく中村八大の兄だそうだ。手塚治虫が漫画版を描いているので、原作が手塚と思っている人もいるようだが、そうではなく手塚には珍しいコミカライズ作品である。
主演の菅原一高は夏夕介が悩んでいるような顔だ。その妹役は高岡英子で、何度出演したかはわからないが(最終回だけかもしれない)が、ヒロイン役の井野口一美よりは美形だと思う。その父親役が冨田浩太郎で、前項繋がりでいえば、60年代のドラマ「少年探偵団」で明智小五郎を演じていた役者である。防衛組織として科学パトロール隊というダサいヘルメットをかぶった集団が登場するが、その隊長が加地健太郎(矢野警部)である。矢野はわずか4話で殉職し、後を継ぐのが滝波錦司(藤警部)である。警部とう肩書きがあるくらいだから警察関係の組織のようだが、その詳細は不明である。加地も滝波も特撮物にはよくゲストで出ている役者だ。ちなみに滝波は前項の「江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎」にも何度か出演している。
まれにこういった作品が見れるのが動画サイトのいいところである。まあ権利者にとっては頭の痛い問題なのだろうけれども。