江戸忍法帖
山城新伍&花園ひろみ夫婦の話題がでたが、このコンビが共演したドラマがあった。山田風太郎原作の「江戸忍法帖」(66年)である。山田風太郎の原作といえば、現在でもアニメやらマンガになったりもしているが、本作も将軍の隠し子を七人の忍者が暗殺しようとするというような話らしい。
しかし、この作品はいろいろいわくつきの作品なのである。テレビドラマデータベースには、64年に撮影されながら山城の不祥事で一時期オクラ入りになったとあった。そんな不祥事があったのかと、つい調べてしまうのが人というものだ。調べた結果、俗に言う拳銃不法所持であることが判明した。しかもその事件には意外なことに里見浩太郎もかかわっていたのである。経緯を簡単にいうと63年、山城と里見がハワイで拳銃を購入して日本に持ち帰った。数ヵ月後山城が捕まったが、その銃は里見から譲り受けた物であることがわかり、二人とも起訴されたというものである。山城は自分で購入した銃は暴力団員に譲り、里見から貰った銃を所持していたらしい。まあ山城はともかく、真面目人間という感じの里見がこういう事件にかかわっていたのは意外な感じがした。そういうこともあってか64年には1話のみ放映された記録があるのだが、事件のせいで放映中止になったのかどうかは不明である。結局関西では66年、関東では翌67年に陽の目を見たようだ。山城、花園以外の出演者は佐々木孝丸、前田通子、小林重四郎、相原昇などである。この作品、フォースメディアというサイトで見れる人は見れるのだが(私は見れない)、昭和33年(58年)と書いてある。山城のテレビ出演は59年からで、明らかに誤りであると思われる。