夕月 | お宝映画・番組私的見聞録

夕月

中山千夏からたどって行くと「天使の誘惑」「夕月」という2本の映画にたどり着いた。これは2本とも当時の人気歌手である黛ジュンの主演映画であり、中山は両方ともその友人という役柄のようである。黛ジュンが演技しているところなど映画、テレビ含めて見た記憶はないが、当時は人気物とあらば映画に出演することはよくあった。「天使の誘惑」は同名の大ヒット曲があるので、すくに黛ジュン関係の映画だと見当がつくが、「夕月」(69年)はその地味なタイトルを聞いただけでは想像もつきにくい。鶴が恩返しするような映画かななどと思ってしまう(それは夕鶴)。簡単に言えば純愛映画で、黛ジュンの相手役として一般公募のオーディションで選出されたのが鈴木栄治こと森田健作である。森田健作というのはこの映画での役名であり、それをそのまま芸名にしたのか、先に芸名を決めてから、それを役名にしたのかは不明だが、いずれにしろこの地味なタイトルの映画から森田健作は誕生したのである。他の出演者は田中邦衛、山口崇、佐藤友美、小沢栄太郎などである。