五番目の刑事 | お宝映画・番組私的見聞録

五番目の刑事

最近このブログに登場した工藤堅太郎、そして原田芳雄から連想されるのが「五番目の刑事」(69年)である。とはいっても毎度のことながら見たことがあるのは、そのOPとEDだけで、おそらく番組自体は一度も見たことがない。再放送などもおそらくうちの地域ではされていないのではないだろうか。資料もなくあまり語られることもないレアな番組の一つといえるだろう。というわけで、そのOPと少ない情報のみで書いていくことにする。

タイトルどおり五人の刑事が活躍する話で、五番目というのは当然主演の原田芳雄演ずる原田刑事のことである。同じ東映制作の「特別機動捜査隊」のようなお堅い刑事ドラマとは打って変わって原田はジープに乗って走り回る。「太陽にほえろ」の第1話で萩原健一はジープに乗って現れるが、同じことを原田は3年早くやっていたのである。原田のデビューはテレビも映画も68年だったので、まだ新人同然であった。しかし既に28歳ということもあり初々しさは感じられない。他の四人だが、まずは工藤堅太郎(立花刑事)。ドラマ上ではどうだったかわからないが、実年齢は原田と同い年である。「Gメン75」の若林豪(立花警部補→警部→警視)、「特捜最前線」の本郷功次郎(橘警部)、「非情のライセンス」の渡辺文雄(橘警部)、「特別機動捜査隊」の南川直(橘部長刑事)など東映のタチバナ好きは有名だが、ここにも立花がいたのである。ただ若手刑事は工藤だけだ。話を戻し後は常田富士男(庄田刑事)、桑山正一(牛山刑事)、中村竹弥(山田部長刑事)という渋いメンバーである。中村竹弥は歌舞伎界では下積みの人だったが、テレビ開局まもなくからテレビに進出し「半七捕物帳」「右門捕物帳」「旗本退屈男」と次々に主演し、初のテレビ時代劇スターといわれた人でなので、こういった現代劇に出演するのは珍しかったと思われる。まあ我々世代にはやはり「大江戸捜査網」の内藤勘下由役が一番馴染みがあるのではないだろうか。

まあいずれにしろCSあたりでの放送を望む次第である。