ひばり チエミ いづみ 三人よれば | お宝映画・番組私的見聞録

ひばり チエミ いづみ 三人よれば

今まで、あまり取り上げなかった元祖三人娘の話題である。美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの三人が共演した最後の映画となるのが「ひばり チエミ いづみ 三人よれば」(64年)である。まあタイトルを見ただけで三人の映画だということがよくわかるが、55年「ジャンケン娘」で初共演し57年までに数本の共演作があるのだが、この「三人よれば」は七年ぶりの共演で最後ということになった。当時は三人とも27歳で(全員37年生まれ)、すでにそれなりの貫禄があるが、やはりまだ若い。正直言えば、私自身はこの三人にさほど興味がないのである。三人とも歌はうまいが、さほど美人とは言えないし、自分が物心ついた時にはすでに芸能界の重鎮という感じで、子供の自分には既におばさんという感じにしか見えなかったのである。実際は30そこそこだったのだが、40は超えているように見えていたのだ。

本作はミュージカル仕立てだが、共演の男性陣は夏木陽介、宝田明、岡田真澄、高島忠夫といった面々で、チョイ役では黒沢年男、西条康彦(ウルトラQの一平)などの顔も見える。本作でのカップリングはひばりと宝田、チエミと夏木、いづみと岡田というよになっている。実生活ではこの64年にひばりは小林旭との2年足らずの夫婦生活を終えている(実は入籍していなかったと小林旭は後に語っている)。チエミはすでに高倉健と結婚していたが、71年に離婚している。私がこの二組が夫婦だったことを知ったのは、ずっと後のことなのだが、とても意外な組み合わせ(簡単にいえば似合ってない)と感じたものだ。まあ余計なお世話だけれども。