青い山脈(テレビ版) | お宝映画・番組私的見聞録

青い山脈(テレビ版)

5回も映画化された「青い山脈」だが、テレビでも3度ドラマ化されている。最初の62年版は主演が「軽井沢夫人」こと高田美和、他に山田真二、北上弥太郎などということ以外詳細は不明である。

次の66年版は現在CSで放映されている。主演の新子は加賀まりこ、六助は関口宏、沼田先生は中野誠也、雪子先生は村松英子、芸者梅太郎はロミ山田、安吉は工藤堅太郎となっている。何といっても加賀まりこが奇麗すぎて、浮いている気がする。こういった作品には合わないように思うのだが。ちなみに当時23歳であった。最近の若い人は関口宏って司会者だと思っている人も多いのではないだろうか。実際、役者をやっている姿は最近見かけることはないけれども20年くらい前までは俳優であった。ちなみに実父の佐野周二も登場する。

そして74年版だが、これは一度も見たことがなく詳細も不明なのだが、主演の新子は坂口良子、六助は志垣太郎であることは間違いない。他はキャストから判断すると沼田は加山雄三(若大将では田沼)、雪子は小川知子であろうか。後はよくわからんが川崎敬三、加東大介、浜美枝なども登場するようだ。おそらく生徒役なのが川口厚、関根世津子(個人的に気にいっていた)、テレサ野田、丘淑美といったところである。ちなみに丘淑美は「おこれ男だ」の夏代(内藤武敏の娘)役だった蕭淑美(しゃあすうめい~とカナがふってあったと思う)のことである。この番組以外で蕭淑美の名を見かけなかったと思ったら改名していたことが初めてわかった。前2作は1クールであるが、これは2クールだったようである。