お宝番組・その後 | お宝映画・番組私的見聞録

お宝番組・その後

今回はちょっと趣向を変えて、ここで取り上げた番組・映画のその後の状況について触れてみたい。ここで取り上げた後に放映が始まったのが、まず「特別機動捜査隊」である。あの15年も続いた地味な番組を、全801回を本当にやるのかと思ったが、1話の次はいきなり118話であった。まあ東映の場合、1話のみ現存というケースもよくあるので、ましなほうであろう。残念なのは中山昭二の藤島班の登場は112話からだったようなので、そこは見たかったなあという気がした。

そして映画ではブラック将軍こと丹羽又三郎が主演の「幽霊小判」が放映された。白塗りの丹羽がなかなか凛々しかったが、やっぱり悪人顔であると思った。

「太陽にほえろ・放送禁止編」という項で書いたエピソード19話と27話について新情報があった。その雑誌によれば、この2話が放送禁止ななっておるのは、撮影で本物の銃を使用してしまったからだというものであった。ならば放送禁止としているのも納得いくのだが、真偽のほどはわからない。嘘っぽい話ではあるけれども。

つい先日取り上げた「泣くな青春」だが、2話の次に放映されたのはなぜか第4話であった。2話にはちゃんと予告もついており、松岡きっこのセーラー服姿がしっかり映っていたが、第3話として放映された話に松岡は登場しなかった。替わりに「ハレンチ学園」の山岸こと小林文彦が登場し、自殺してしまうという話であった。調べてみるとそれはやはり第4話として放映されたエピソードである。予告までやっておきながら(CSでも予告はカットされているケースが結構ある)、なぜ第3話は飛ばされたのであろうか。また新たな謎ができてしまった。