怪談 | お宝映画・番組私的見聞録

怪談

夏といえば怪談。その名もずばり「怪談」(64年)というタイトルの映画がある。その印象は怖いよりも何よりも「長い」この一言である。4話のオムニバス形式とはいえ何せ3時間を超えるのである。よほどこの手の映画が好きな人でないとつらいかもしれない。しかしよく考えると私が個人的に好きな映画といえば邦画では「七人の侍」であったり、洋画では「タワーリングインフェルノ」とかであったり、非常に長い映画が多かったりするので、長いから良くないとは言えなかったりする。

さて内容だが、4つの話のオムニバス構成で、その1が「黒髪」。出演が新珠三千代、三国連太郎、渡辺美佐子など。その2が「雪女」で、出演は仲代達矢、岸恵子などで、千石規子、菅井きん、野村昭子などおばさん女優の姿も見える(菅井や野村はまだ若かったはずだが)。その3が「耳無し芳一の話」で、出演は中村嘉津雄、丹波哲郎、林与一、志村喬などである。この話では、その他大勢の出演者の中に長山藍子の名が見える。確認してないがかなりのチョイ役のようである。そして4本目が「茶碗の中」で、中村翫右衛門、杉村春子、滝沢修、中村鴈治郎とやたらビッグネームというか重鎮が並んでいる。以上のように出演者は結構豪華なので、夏の夜長に楽しめるかもしれない。保証はできないけれども。