おかしな4つ児 | お宝映画・番組私的見聞録

おかしな4つ児

4卵生の4つ子という物凄い設定のドラマが「おかしな4つ児」(71年)である。そのキャスティングがまた凄い。ちあきなおみ、佐良直美、水前寺清子、和田アキ子という似ても似つかない4人が4つ子の姉妹だというのである。歌手としては一流な面々だが、男としては敬遠したくなるタイプばかりである(そうでない人ももちろんいるだろうが)。ドラマ上の設定もちあきだけが女らしくて後は男っぽいという印象どおりの設定だったようだ。水前寺は当時「ありがとう」などでヒロインを演じたりしてたが、あの男っぽい髪型が子供心にも好きになれなかった。三十年以上経た現在も女性のショートカットは好きになれない。

和田と水前寺は現在も活躍中だが、年をとるにつれ女性色が濃くなったような気がする。ちあきは92年に夫の俳優・郷瑛治(宍戸錠の実弟)を亡くしてから引退状態になっている。復帰の噂もあったが、本人にその気はないようだ。ビルのオーナーとして暮らしているらしい。佐良は82年にタレントのキャッシーとのレズ関係が明らかになり、芸能界を遠のいた。キャッシー自身が暴露したようだ。たまに混同する人がいるが無論キャシー中島(現・勝野洋夫人)とは別人である。佐良にほとんど女性を感じなかったのはそういうことだったのかなあなどと思ったりする。現在は犬のしつけ教室を主宰し、それなりの地位を築いているようだ。当時はまだ同性愛などは受け入れられない風潮だったのである。