1960年のコメディ時代劇 | お宝映画・番組私的見聞録

1960年のコメディ時代劇

調べてみると60年にスタートしたコメディ時代劇が多いことに気付いたので、まとめて紹介することにする。とはいっても、すべて見たことがないものなので、出演者からコメディだろうと推測されるものである。

まずは中田ダイマル・ラケット主演の「どろん秘帖」。ダイマル・ラケットといえば、自分が認識した時には既に高齢の兄弟漫才師という感じだったが、この頃は二人とも40代であった。タイトルどおり忍者ものだったらしく、忍者が消えるシーンでカット割りを間違え、忍者がフレームアウトするところが映ってしまったという、当時ならではの失敗談が残っている。

続いて茶川一郎の「一心茶助」。これは大阪の劇場からの公開収録形式の番組であったようだ。こちらにもベテラン兄弟漫才師、夢路いとし・喜味こいしなどが出ていたらしい。

そして平凡太郎の「にっこり捕物帳」。平凡太郎といってもピンとこない人もいるかもしれないが、私も名前は覚えているものの顔が浮かんでこない。70年代まではテレビでも見かけたと思うのだが。ちなみに「へいぼん・たろう」ではなく「たいら・ぼんたろう」である。

そして説明不要であろう藤山寛美の「しゃっくり寛太」。共演が南都雄二、藤田まこと、そして森光子などで、主題歌は橋幸夫であったようだ。寛美主演の番組は他にもいくつか存在する。

すでに取り上げた東八郎の「珍版太閤記」や由利徹の「大安小僧」なども60年の番組である。ちなみにここに挙げた人はみんな故人(藤田、森は除く)である。ダイマルは82年(69歳)、ラケットは97年(76歳)、寛美は90年(60歳)、茶川は00年(73歳)、平は02年(69歳)でそれぞれ亡くなっている。まとめて合掌。