高校生無頼控 | お宝映画・番組私的見聞録

高校生無頼控

また沖雅也の話題に戻るが、彼唯一の主演作映画が「高校生無頼控」(72年)である。原作は小池一夫・芳谷圭児による劇画だが、当時の自分には「大人のマンガ」だったので、まともに読んだことはない。内容は沖演ずる主人公のムラマサこと村木正人が、憎き兄(岸田森)を探して旅する過程で知り合った女たちとやりまくるという話である。それはもう夏純子も皮切りに、最近亡くなった集三枝子、詳しく知らない沢知美、川村真樹、長谷川照子、そして「プレイガール」の八並映子と高校生の分際でやりまくるのである。当時の沖はアイドルからの脱却を目指していたらしく、この仕事を引き受けたようだが、当時の沖ファンもこの作品には絶句したらしい。ちなみに翌年の続編からはムラマサ役は大門正明に交代していた。他には宍戸錠、進千賀子、中川加奈などが出演している。そういえば、この映画では兄弟役の岸田森は82年(43才)、沖は83年(31才)に早逝している。つくづく惜しい役者を亡くしたものである。