新・サインはV | お宝映画・番組私的見聞録

新・サインはV

「サインはV」というと、どうしても岡田可愛版の方が話題になり、あまり語られないのが坂口良子主演の「新・サインはV」(73)である。実際のタイトルに「新」はついていないが、ややこしいのでつけさせてもらう。私自身、先日始まったCS放送で初めて見たので印象にないのは当然なのだが、そういえば「ウルトラマンタロウ」で、怪獣とバレーボールしたのは坂口良子だったのを思い出した。当時は意味がわからんかったけれども。牧コーチ(監督)こと中山仁のみ続けて出演しており、1話にゲスト出演の岡田可愛に「今の選手はお前たちの時代とは違う」と熱血が嫌がられる風潮であることを語っている。坂口演ずる今回の主人公も楽しくなければいやというタイプ。70年代はまだまだ熱血根性の時代だと思っていたが、現代風な主張がはやくも出ていることに驚いた。さて他の出演者たちだが、バレー選手には鹿沼エリ、水原ゆう紀の日活ロマンポルノコンビと「われら青春」「特捜最前線」の関谷ますみ、現在活躍中の人とは別人の高橋ひとみ、キャプテン役が森政芳子という人だがはっきりいって良く知らない。マネージャー役には「飛び出せ青春」の松原麻里、そして「飛び出せ青春」「われら青春」でコンビだった穂積隆信、柳生博がここでも舞台となる会社の社長、部長コンビとして登場する。とまあ役者陣だけ見れば、結構面白そうなんだけれども、話題に上らないのは、やはり一作目が強力すぎたということだろうか。それにしても赤いブルマの尻並びのアップで始まるOPは強烈である。主題歌は前作と一緒だが、坂口良子が自ら歌っている。