バーディ大作戦 | お宝映画・番組私的見聞録

バーディ大作戦


前述のとおり「アイフル大作戦」の続編が「バーディ大作戦」(74年)である。続編ということで、メンバーもほとんどそのままである。バーディ探偵局の局長として桜田警部(丹波哲郎)をスカウトするところから、この話はスタートする。裕二(谷隼人)、三平(川口厚)、マリ(松岡きっこ)に加えて韋駄典介(沖雅也)がレギュラー入り、警視庁の方も追出刑事(藤木悠)の後輩として行内刑事(小林稔侍)が登場、他にもなぜか追出がお気に入りのココ(和田アキ子)が登場する。小林稔侍はこの頃はまだ悪役のイメージが強く刑事役は珍しかった。その役名は「おいで、いかない」のシャレである。韋駄典介もそうだが、ふざけたネーミングが多かった。沖と和田は半年ほどでフェードアウトし、新たに一条吾郎(岡本富士太)、ミッチィ(安西マリア)、そしてドラゴン(倉田保昭)がメンバーに加わった。和製ドラゴンなどと言われていた倉田だが、そのまんまドラゴンという安直なネーミングであった。この時点で、次番組「Gメン75」のメンバーのほとんどが揃ったのである。前作よりは明るい雰囲気の番組だったが、最終回、事件が一見落着したと思ったら、眼前の地雷原に唐突に自転車の子供たちが手を振りながらやってくる。それを止めようとして裕二とマリが爆死するという衝撃のラストであった。何故この二人が死ぬことになったのかというと、ご存知のとおり谷と松岡は番組をきっかけに熱愛関係になり結婚することになる。これにプロデューサーが怒り、二人を爆死させたというのが真相であると谷がどこかで語っていた。共演者の恋愛は御法度ということだったようだ。何も殺さなくてもいいのになあ。