ターゲットメン | お宝映画・番組私的見聞録

ターゲットメン

かつての映画スターが次々とテレビに活躍の場を移すなか、ほとんど進出してこなかったのが、小林旭である。この「ターゲットメン」(71年)は小林旭の数少ないテレビ主演作である(70年代はこれだけ)。簡単に言えば、文字通り人間標的となって悪に立ち向かう5人の秘密捜査官の物語だ。リーダーは当時33才の旭演じる中西五郎で、以下のメンバーは上月晃(秋月真理子)、若林豪(新山伸吉)、奈美悦子(芳村かおり)、大石吾郎(北川屯二)となっている。上月晃はアキラではなくノボルと読み、宝塚の男役出身で、99年に亡くなっている。大石は「コッキーポップ」の司会などでも知られるが、元々ミュージシャンで、寺内タケシとバニーズでギタリストをやっていたこともある。これは俳優に転向してまもない頃だと思われる。ところでこの番組、本放送で見た記憶がかすかにあるのだが、もう原版が存在していないとのこと。しかし東映のドラマOP・ED集にしっかり収録されているので例のごとく1話くらいは現存するのではないかと思われる。このOPではなぜか上月晃の姿がなくEDでは名前があった。途中から加わったのか、はたまた途中で降板したのか謎である(出演しない回は結構あったようである)。