フラワーアクション 009ノ1 | お宝映画・番組私的見聞録

フラワーアクション 009ノ1

一応、石ノ森章太郎原作ということになっているが、はっきり言って全く関連性がないといえるのがこの「フラワーアクション009ノ1」である。主演は当時大人気の西野バレエ団の5人組、金井克子(24)、原田糸子(20)、由美かおる(19)、奈美悦子(19)、江美早苗(18)である。年齢は勿論当時(69年)のものである。内容は秘密情報機関「トランプ」の女たちが秘密結社などを相手に活躍するというもので、それぞれコードネームがついている。リーダーの金井はスペード、由美はハート、原田はクラブ、奈美はダイヤ、江美は後から入団したということもあり何故かモンキーである。確かに小柄でショートカットでサルっぽい感じはするけれども。他にサポート役として松山英太郎(ジャック)、そして指令を与える謎の男ジョーカーに引田天功(もちろん初代)という顔ぶれであった。13回の番組にも関わらずレギュラーが揃うことがほとんどない。はぼ毎回出ていたのは奈美と江美ぐらいで、由美にいたってはほとんど欠席であった。それにしてもこのメンバー、若くして亡くなった人が多い。まず引田天功、当時は決死の大脱出やらマジックやらで人気を博したが病に倒れ45才で逝ってしまった。弟子であった手品をしながら歌う歌手朝風まりが、いまや世界のプリンセステンコーになろうとは誰が予想したであろう。ちなみに80年代のアイドル少女隊に途中加入した引田とも子は忘れ形見である。松山英太郎もホームドラマや時代劇で活躍していたが46才でこの世を去った。そして江美早苗、復縁を迫った前夫に殺害されるという非業の最期をとげる。36才であった。原田糸子は60年代後半は大活躍であったが、結婚してきっぱりと引退した。私あたりでも彼女の活躍をほとんど知らない。金井克子は専ら歌手として活動し「他人の関係」という大ヒット曲を飛ばした。最近は見かけることはあまりない。もう還暦だし。こう考えるといまだに活躍している由美かおると奈美悦子は大したものである。ところでフラワーアクションって何だ?