特命諜報207
833,333に続き207である。タイトルのみで取り上げたのだが、正直言って見たことありません。まあ知っている人もあまりいないと思うが。というわけで、オープニングと資料のみで述べさせていただく。間単に言うと戦時中の満州や東南アジアを舞台に四人の特務諜報工作員の活動を描いた話しなのである(荒野を四人の乗った馬が駆けて行くOPとタイトルから見当はつく)。主演がなんと田口計である。悪役以外の田口などめったにお目にはかかれまい。まあ工作員だから正義とは言えんが。四人のリーダーなのが生井健夫。最近テレビではあまり見かけないが(私が知らんだけかも)、現在は劇団の理事だそうである。以外なのが梅若正二。映画版「赤胴鈴之助」で1作目から7作目までの鈴之助を演じていた人で、テングになって干されたと言われている。(ちなみに8、9作目は桃山太郎)。この番組は鈴之助から4,5年後の制作(64年)である。あと一人が竹田公彦というロカビリー歌手だった人である。ロカビリー出身といえば佐々木功のような成功例もあるが、この人はひっそりと消えてしまった。この時代では決して珍しい作品ではない。207の意味はわからんけれども。